WordPressのブロックエディタがリリースされてほぼ一年半が経過しています。ですが、まだまだクラシックエディタを使っているという人が結構多いようです。理由は単純に面倒といった感情的な理由以外にこれまでの過去記事があるので切り替えられないと考えている人が多いようです。
そんな方は安心して下さい。ブロックエディタは新規記事から適用してもとりあえず大丈夫!エディタを切り替えても過去記事はクラシックブロックになって表示されるのでいきなり壊れることはありません。
クラシックエディタで書いた記事はブロックエディタで開ける
ブログを長くやっていると過去記事が数百や数千記事あるなんてことは珍しくありません。これらの記事は当然、クラシックエディタで書かれているのでブロックエディタで開こうとするとレイアウトが崩れたりするのではないかと考えてしまいます。
ですが、実際はクラシックブロックというクラシックエディタを一つの塊として扱うことが出来るブロックがあるので、ブロックエディタで開いたからといっていきなりレイアウトが崩れるようなことにはなりません。
たとえば、こちらの記事はブロックエディタがリリースされる前に書いた記事です。
こちらの記事をブロックエディタで開くとこんな感じで表示されます。
そしてこのクラシックブロックの中では、これまでのクラシックエディタの中と同じように記事の編集が出来るようになっているので安心です。
過去記事のリライトの際にはブロック形式に変換を
このように無理して過去記事をブロックエディタの形式に変換しなくてもいいので、当面リライトなどをする予定の記事はクラシックエディタの形式のままほうって置いてOKです。
ただし、WordPressはプロダクトとしてこのブロックエディタの形式を推しているので長期的にはブロックエディタの形式に変換しておいたほうがいいです。編集も簡単にできますし。パワーブロガーさんの場合は、多くの方が過去記事をリライトされているので、そのタイミングで変換することをオススメします。
具体的な方法は、クラシックブロックを選択した時にブロックの左上に表示されるナビゲーションから詳細設定を選択し、ブロックへ変換を選択します。
変換が成功すると見事にクラシックブロックの中身をブロックエディタの形式に変換してくれます。変換が完了したらプレビュー画面でレイアウトの崩れ等がないかを確認しましょう。
ただし、この一年半でかなり変換の精度は上がっていますが、以前はアフィリエイトのタグが消えるなどのトラブルもあったので、必ず記事のバックアップは取ってから変換をかけるようにして下さい。
クラシックエディタのサポートは2021年で終了します
ここまで読んだ上でやっぱろクラシックエディタと使いたいと考える方がいるかもしれませんが、おすすめしません。クラシックエディタは2021年でサポートが終了することが正式にアナウンスされています。
2022年以降、クラシックエディタがどうなっていくのは不明ですが、最悪無くなってしまったり、細心のWordPressで動作しないことも考えられます(そこまで極端にはならないかもしれませんが)。
このような状況を踏まえると、早めにブロックエディタに切り替えたほうがいいのは間違いないでしょう。ここまで説明したように過去記事はとりあえずそのままで新規記事だけブロックエディタで書けばOKです。
今日のアクション
ブロックエディタはバージョンを重ねるごとにかなり進化しているので、慣れてしまえば確実にこちらのほうが便利です。躊躇せずに使ってみるのをおすすめします。