というわけで購入しましたLEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH. H-X015。私は少し前まで広角レンズはいらないかなと考えていたのですが、今使っている標準単焦点の画角がちょっと狭く感じまして。
手軽に買える広角はないかと探したところ見つけたのが、このレンズです。さっそくレビューをしていきます。
広すぎず狭すぎない丁度良い画角
今回、購入したレンズはパナライカの15mm。35mm換算に直すと30mmの広角よりレンズです。30mmという画角はちょうどスマホのカメラと同じくらいで、何も考えずにさっと取り出して撮影するのに丁度良い広さです。
実際に作例をみてみます。
ずっとスナップに標準単焦点を使っていた身からするとかなり広く感じます。
そしていわゆるパナライカのレンズには、言葉では表現出来ない謎の色気があると言われるのですが、実際その通りかと。なんというか写真に暖かみみたいなのが出るんですよね。きっちり解像させるのが好きな人には物足りないかもですが、私は気にいっています。
またこのレンズにはなのサーフィスコーティングというPanasonicが開発した技術が採用されていて、フレアやゴーストがほとんど気になりません。これは凄いです。
買ってから気が付いた特徴「凄く寄れる」
ここまでは、割と事前に調べて把握していた特徴なのですが、実際自分で使って見て気が付いたのが、かなり寄れるレンズであること。最短撮影距離は20cmです。これまでもっていたパナライカの25mmが30cmなので10cm近く寄れます。
たかが10cmのようですが、実際に撮影するとその10cmの差が大きいと気が付きます。画角が広い分、体感としてはもっと寄っている気になるのです。
これはポートレートなどでの表現の幅が一気に拡がります。
当然フルサイズのレンズに比べればボケは弱いですが、背景の雰囲気を残しつつ、きっちりボケてくれます。
寄って撮影することで迫力のある画を作ることが出来ます。縦だとこんな感じです。
コスパ最強!ポートレート撮影で活躍しそう
このレンズは、パナライカのレンズの中では比較的に高くないレンズ(安いとは言わない)で、定価でも50000円以下、中古なら3万強から販売されています。
私はこのレンズをスナップ撮影向けに購入したのですが、実際使って見るとポートレート撮影でかなり使えそうだということが分かって来ました。これは嬉しい誤算です。
撮影会の時に写真の先生から「こんなに寄れるのか」と驚かれたほどです。マイクロフォーサーズってフルサイズよりその機構上寄れるのですが、このレンズはマクロレンズを除くと、その中でもかなり寄れるほうです。
先生曰く、良いレンズというのは、持ち主の性格にあっているレンズとのことで、私にように被写体に寄って撮りたいタイプの人には、このレンズは合っているとのことでした。いやぁ 買って良かったです。
もちろん、スナップでもガシガシ使っていくつもりなので、今後このレンズの登場する機会はかなり増えそうです。
今日のアクション
というわけでまたレンズを買ってしまいました。今年5個目です。うーん、ちょっと買いすぎでしょうか。だって欲しくなるから。。。