強みとは心の傷が生み出すのかもしれない

昔から孤独が苦手です。

子供のころに、家庭というものが事実上存在しない中で育ったので、本来楽しみであるはずの夏休みや年末年始の長期休暇が来る度に友達と会えなくなるのが辛かったのを覚えています。

大人になった今もその部分は引きずっていて、一人になるのが怖いという感覚は今も私の中にあります。もちろん、普段はそこまでそれを強く意識しているわけではないけれど、ふとした瞬間にそのことを想い出すのです。

私は、親しい友人達から「顔が広い」とか「人と人をつなげるのがうまい」と言われます。ウェルダイナミクスのプロファイルではプロファイルはディールメーカーといって、人と人のハブなるようなことが特質があるそうです。

多分、見る人によっては、それを凄いことだと感じるのではないかと。

ただ、私の内面を覗くと、それは単なる防衛本能のようにも感じます。

  • 一人でいるのが怖いから、多くの人と仲良くなろうとしたり、
  • 一人でいるのが怖いから、複数のコミュニティに関わったりする。

そうやって、孤独が苦手な自分の処世術として、多くの人と関わるということをしてきた。それが、人から見ると強みに見えているのかもしれないと感じています。

よく強みとは、自分には当たり前のように出来ることの中にあるといいます。

でも、その当たり前に出来ることの中には、その人がそれを出来ている必然性があるような気がしています。すくなくとも私に関しては、孤独が苦手だというトラウマのような感覚があるからだと感じているのです。

今週の気になっている本

日替わりセールの対象になっていたので、見つけた時に即購。著者の西岡さんは、私が昨年PHPさんのTHE21に掲載されたときに一緒の特集で紹介されていた方です。その時の記事を読んで本が気になっていたところだったので、このタイミングで購入しました。

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