来る2023年5月27日でWordPressは、誕生から20周年を迎えます。変化の激しいWebの世界で同じプロダクトが20年も使われ続けるのは、とても希有なことです。
というわけで5月27日は世界各国のWordPressコミュニティでイベントが開催されるのですが、日本では先行して先日、なんとWordPressの産みの親マットマレンウェッグさんが遊びきてくれました。私はお会いするのは2015年3月以来の約8年ぶりとなります。
というわけで、パーティの模様をレポートします。
会場はCase Shinjyuku
今回、会場になったのは高田馬場にあるCaseShinjyukuさん。コロナ前は様々なイベントでお邪魔することも多かったのですが、最近はめっきり足が遠のいていました。
会場の中では、参加者の方々も会場設営のお手伝いをしていてとても活気がありました。そうコロナ前はWordPressのイベントっていつもこんな感じだったんですよね。
テーブルにはWordPressにちなんだ特注の料理が並んでいます。
このわぷーの旗は手作りだそうです。料理にあわせて、お酒も。最初のドリンクは獺祭スパークリングでした。
マットさん登場
この後、少し遅れて主賓のマットさんも到着。獺祭を片手に乾杯します。
私も記念に写真を撮ってもらいました。ちょっと表情が硬いですね。
そして今回のイベントのメインディッシュ。特注のWordPress20周年記念ケーキ。わぷーがてんこ盛りです。
参加者の皆さんで集合写真も撮りました。
WordPressとAIについて
ひとしきり飲み食いをしたあとは、マットさんにWordPressのこれからについていろいろと質問する時間でした。
めったにない機会なので、参加者の方々も熱心に聞き入っています。
個人的に印象に残った内容は、「WordPressはWixやStudioのようなローコードツールでもなく、Webアプリケーションほど複雑なシステムでもないが、今後もこの中間の位置にいつづけるのか」という質問に対して、
AIの進化によって、ローコードかハイコードかという垣根は完全になくなるだろう。AIを使いこなせば多くの人が簡単に必要なコードを生成できる。
そしてWordPressのようなオープンソースのソフトウェアは、ソースコードが公開されているが故にAIにそのコードを学習材料として提供している。だからAIから生成されるコードはWordPressに最適化されたものが出来てくるだろう。
これはWixなどクローズドなプロダクトでは実現することは出来ないだろう
これは、あー確かになと。そういう視点でみるとAI×WordPressというのはかなり未来のある組合わせなのかもしれないと感じました。今後は、如何にAIを活かしてWordPressを利用していくかがカギになりそうだと感じました。
そのほかにはまだまだ熱量のあるお話を伺うことが出来たのですが、書き切れないのでここまでにしておきます。
今日のアクション
久しぶりのオフラインパーティイベントでしたが、お久しぶりの方もいてとても楽しかったです。オンラインイベントは便利ですが、やはりこうして直接あって得られる熱量って素晴らしいなと感じました。
WordPress20周年の本番は5月27日。日本各地でも様々イベントが開催されるのでぜひ足を運んで見て下しさい。