2019ブロガーズフェスティバルでステージBの司会をしてきたよ!

2013年より開催しておりますブロガーによるのブロガーのためのお祭り「ブロガーズフェスティバル」。例年秋に開催されていたのですが、諸事情により2018年は開催見送りとなり、2019年春の開催となりました。

私は例年通り、ステージの司会を担当。登壇される方々のサポートをさせて頂きました。司会をするのは楽しいのですが、唯一の難点は、いろいろやることもあったりして登壇者のお話に集中できないことだったりします。

ですが、そこはブロガー魂を燃やして、聴くことが出来たセッションについてレポートします。

2019ブロガーズフェスティバルで司会をしてきたよ!

SEOに頼らないブログ戦略

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私が司会を担当したステージBの最初の登壇者はトバログを運営する鳥羽恒彰さん。現在、鳥羽さんは会社を辞めてフリーのブロガーとして生計を立てています。

ですが、鳥羽さんは必ずしもPV重視、SEO重視のブログ運営をしてきたわけではありません。特にSEOに関しては力を入れた時期もあったそうですが続かなくなって辞めたとのことです。

それよりもパッと見てこれがトバログだと分かって貰えるブログ運営を心がけたそうです。たしかにトバログはそのスタイリッシュさに、私でも目が奪われてしまいます。

自分が出来ること、得意なことは何かを考えてブログ運営の戦略を考えることが重要だと再認識できるセッションでした。

炎上対応のプロに学ぶブログの炎上の仕組みや炎上対応

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続いて、注目のセッションが今何かと世間を騒がせているネット炎上の仕組みと対策について。炎上をはじめとして、ネット上のトラブルシューティングを専門とされている株式会社MITERUのおおつねまさふみさんにお話頂きました。

炎上って、人の心の闇の部分が反映されていることが多いわけですが、特に印象に残ったのは、ネットは共有地であるという言葉でした。インターネットで炎上を起こす人って、誰も見ていないだろうってどこかで考えてしまっているだろうなと。

でもインターネットは、そもそもはいろんな人が利用する共有地。このことを忘れて公序良俗い反することをすれば、それは炎上するよねと。

情報発信をする身としては身を引き締められる気持ちでした。

大学生ブロガーの生存戦略

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もう一つ何かと注目を浴びたのが、大学生ブロガーてんぴ〜君のセッション。彼は20歳にしてブログ歴9年という強者で、私が初めてあったのは彼が中学生の時です。

高校在学中は学業に専念するため、ブログはほとんど書いていなかったそうですが、大学進学とともにブロガー活動を再開。まさに彼とブログは切っても切れない関係にあります。

そんなてんぴ〜君のセッションの内容は、とにかくネット上に拝金主義に傾倒しすぎて、個性の無いブログが増えすぎていることを憂う内容でした。

たしかに、ブログでの成功って今のところなんだかんだでPVと収益で計られすぎてしまう傾向があるなと私も感じています。
マネタイズは続けて行く上では重要だし、PVが上がって多くに人に読まれれば嬉しいけれど、ブログの出口戦略がそれだけなのは寂しいし苦しいなといつも感じています。

そんな中、今回のてんぴ〜君のセッションは、若さを前面に押し出して、理想が前面に出た内容となっていて、とても清々しかったです。自分ももう一度ブログの初心帰ろうと考えさせられるセッションでした。

LT大会優勝はDavid tanakaさん

毎年恒例のLT大会は、8人の登壇者が挑戦。例年通り優勝者には、翌年のブロガーズフェスティバルの登壇権が与えられます。

どのLTも気迫の入ったモノばかりでしたが、今年の優勝はDave Tanakaさん。

100kg以上あった体重を80kg以下に落とせたのも、ブログを継続出来ているののも仕組みと作ったからという内容だったのですが、その仕組みがかなりちょっとここではかかけないくらい自虐的で、話を聴きながら吹いてしまいました。

ご本人は優勝するとは考えていなかったようで、懇親会の時にお話したら何を話そうと考え混んでおられました。まだ一年あるので、LTに負けない素晴らしいセッションを期待しています。

「ブロガーのお祭り」に参加したら、本当の意味でお祭りだった話 – デイビッドのキャンプ

今日のアクション

これは個人的な意見なのですが、今のネットの界隈ってクローズドの方向に向かっていて、会員制のオンラインサロンや有料のコンテンツ配信に人気が集まっています。ビジネスとしてみれば、それはあるべき姿でしかるべきなのですが、やはりそうでない場所があってもいいのではとも感じています。

その意味で、あまり参加者の属性に捕らわれないオープンなブロガーイベントとしてのブロフェスっていうのは、やはり意義があると私は感じています。そしてだからこれからもスタッフとしてお手伝いしていきたいと考えているのです。

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