ストリーミング配信で時代と音楽が結び付かなくなってきた気がする

最近、音楽はめっきりストリーミングのサービスで聴いております。

これまでのダウンロード販売などに比べても月額1000円前後で好きな音楽を聴き放題なのでとても手軽に音楽を楽しめます。

しかも最新の曲はもちろん、過去の自分が一番音楽を聴いていた学生時代の音楽を検索するだけで聴けるので、しばらく聴いていなかった懐かしい曲も聴けてしまう。

ただ、凄く感じるのはこういうサービスが普及すればするほどに時代と音楽って関係なくなると。

音楽って、自分の生きてきた時代を彩るようなところがあって、例えば高校性のころに好きな人のことを考えながら、流行っていた曲を聴いていたなんてことは誰しもあるわで。そして、その曲を聴いてその時代を想い出して感傷に浸ってりするわけです。

その曲を今手軽に聴けるようになって、プレイリストの中に新しい曲の次の懐かしい時代の曲が並ぶことが簡単になると、この当たりの感覚って案外なくなるのかもと感じています。

いつの時代の音楽でも気軽に聴ける分、音楽が時代を表現するってことは今後なくなってくるのかなと。

現に今の若い世代の人は、今流行っているから聴くという感覚があまりなく、聴いて良い曲だから聴くという人が増えているらしいですし。

だからなんだ言うのは特に無いわけですが、テクノロジーが人の感性に影響を与えることってあるなぁと感じています。

今週の気になっている本

Lifehacking.jp」の堀さんの新刊です。サブタイトルの10年後の自分を支えるという言葉がもの凄く気になります。今日のストリーミングの話題にしても、私は10年前にここまでの時代が来るとは予想出来ていなかったので、これから世の中がどうなるのか、楽しみでもあり、怖かったりも少ししています。