人間関係作りのコツは関心を持つこと

私は、いろんなところで交友関係が広いと言われています。

自分で何か特別なことをしているという意識はなく、気が付くとそうなっているのですが、そういう中でも人間関係を作る時に意識していることはあって、それは「相手に関心を持つ」ということです。

友達になった人のブログ記事は一通り目を通すようにしているし、本などを出せば買って読むようにしています。これは、単に友達だからというのもあるけれど、それ以上に私自身が人が考えていること、やっていることに関心がかるからです。

私はよくブログが好きと行っているけれど、厳密には、ブログを書いている中の人に興味があるので、人が好きですのほうが正しいのかもしれません。私は、母子家庭で兄弟もいないため、血縁関係で付き合いのある人間がほとんどいません。だから友達との関係性が重要だった部分はあるからなのかもしれません。

ただ、この関心を持つということは私はものすごく大事なことだと考えています。

以前、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんの講演を聴いたときに、内戦で国中が荒れているシリアの人々に世界の国々対して思うことは何かと尋ねたところ、「シリアという国が世界から忘れ去られようとしている。もっと世界の人に関心を持って欲しい」と言われたと話されていました。

愛情の反対は無関心であるとは、マザーテレサの言葉でも有名ですが、極端な言い方をすると社会的な存在である人間というのはある意味関心を持たれなければ、存在しないのと同じなのかもしれません。

遠く離れた内戦の続く発展途上国のことに我々が関心を持っていても当然何も出来ないし、すぐに自分の生活に影響するわけではありません。ただ、それでも全く知らないよりもわずかだけでも関心をもっているということが、バタフライ効果のごとく、何かのタイミングで良い影響を与えるというのはあるかもしれません。

それと同じく、日頃疎遠な友達でも、すこしだけ関心のエネルギーを配分して、ブログやSNSをチェックしておくだけでも、本当にその人困っていたら微力ながら手を差し伸べることが出来るかもしれないと考えているのです。

もちろん、少数の濃密な友達だけ、固い信頼でつながるという考え方もありなのだけれども、私は気が付けば友達関係に関してそういうスタンスになっていたのです。

今週の気になっている本

体調管理って大事なわけで本書を読んでいます。この本によると人間を衰えさせる最大の要因の一つに孤独があると書かれています。自分の実感値としてもあっているし、本能的にそういうことを感じ取っていたから、今の人付きあいのスタンスが生まれたのかもしれないと感じています。