11月15日から招待制で販売が開始した「Amazon Echo」。私も販売開始時に招待に申し込みました。ですが、その後待てど暮らせど連絡が来ず…ひょっととしてこのままずっと来ないのではと脳裏によぎったりもしたのですが、先日めでたく招待メールが届きました。
丸一日使ってみたので、レビューしてみます。
手頃な大きなとデザイン
私が注文したのは3つあるモデルのうちの普及モデルにあたる「Amazon Echo」。サイズでいうと500mlのペットボトルよりは大きいくらいです。院展リアとしても邪魔にならないサイズです。
物理的なインターフェースは、スピーカーの上にボタンが4つついているだけで至ってシンプルな作りとなっています。
端末の初期設定自体は、Echo専用のサイトかアプリからwifi経由で行います。設定自体は特に難しいことはないので、ナビゲーションに従って実施しました。
設定が完了すると、スピーカーが青白く光を発します。試しに「こんにちわ」と話しかけてみたところ、「こんにちわ」と返事が返ってきました。
アプリからスキルを導入
ここまでだとスマートスピーカーはなんか声かけたら返事をしてくれる面白機械でしかありません。
ですが、なぜここまでEcho注目されているかというと、スキルと呼ばれるスピーカー上で動作するアプリケーションを導入することで、様々な企業のサービスを利用できるからです。
さっそく私はradikoとを導入。Echoに対して「アレクサ、radikoでにっぽん放送をかけて」と話すとEchoからラジオが流れ出しました。ただし、認識率は悪くないですが、ときどき全然違う放送曲が流れ出したり、そもそもradiko以外のサービスを起動して失敗することはありました。
ヤバい!使い方次第でライフスタイルが大きく代わる予感
スマートスピーカーに関しては、期待している人とそうでない人の差がまだ激しいと感じています。ですが実際使って見て私の見立ててでは使い方とアプリの対応具合で劇的にライフスタイルを変えてくれると感じています。
今はまだスピーカーに話しかけるのが恥ずかしいと感じている人もおおでしょうし、アレクサとのコミュニケーションもちょっとたどたどしい部分があります。
ですが、恥ずかしさいずれ慣れてくるでしょうし、スピーカーとのコミュニケーションも改善してくるでしょう。
そうなったとき、確実にPCやスマホに奪われる時間が減ります。画面の中の前でしていた作業の何割かがスピーカーに話すだけで完結してしまうのです。現在のビジネスにおいては可処分時間の奪い合いなどとよく言われますが、それは主に視覚のこと。聴覚には若干の余裕があると見ています。スマートスピーカーはそこを狙っているのでしょう。
例えば「アレクサ、ニュースを流して」と言えば、最近のニュースがアプリから流れます。これがあればテレビのニュースを見る時間は減るかもしれません。今後スマートニュースなどのネット系の会社も参入してくる可能性もあります。
また、音声でのリマインダー機能やアプリ起動が今後対応されていくと、タスク管理も一部音声でやることができます。いちいちスマホを確認しなくても、音声で通知してくれのが当たり前になれば、我々の負担はグッと減ります。
他にもいろいろ考えられるのでしょうが、これはこれからすごいことになるのではと期待できます。
今日のアクション
ただ、期待は持てますが今の段階ではラインナップされているスキルも多くはないので、今後に増えてくるのを待つことにします。本当に楽しみです。