この記事を書いているのは2022年6月29日。なんと明日で2022年の上半期が終わってしまいます。なんかこのお正月だった気が…
個人的にも今年は引っ越しをしたりして、なんというかあっという間に半年過ぎて何に言えない気分です。そんな中でも読書は続けていましたので、上半期に読んで良かった本を紹介することします。
2022年も半分終わり!上半期に読んで良かった本を紹介するよ
「わかりあえない」を越える
今年最初に読んだ本は、何年か前から読んでいるNVCの本です。NVCは簡単に言えばコミュニケーションメソッドのことで、マイクロソフトなどでも導入されていることで注目を浴びています。
詳しくはこちらの記事を参考にしてい下さい。
働き方改革はコミュニケーション改革から | モンハコ最初はビジネスという視点で興味を持った内容だったのですが、世界情勢が不安定になるなかで、人と人はわかり合えないのかということに興味をもち、この本を手にとりました。
本書には、家族や企業だけでなく、NVCを使っていかに紛争を解決するかというところにまで言及がされています。
もちろん、この本で書かれているように理想通りにいくはずもありませんが、考え方として読んでいて損はない内容です。
デザイン力の基本
私はエンジニアで、ブロガーなのですが、正直デザインに関してはからっきしです。そもそも基本的なところから学んでいません。
一昔前ならそれでも良かったのかもしれませんが、今やデザイン思考と声高に叫ばれる時代。きちんと基本を学んでおく必要を感じて本書を手にとりました。
デザインの初心者にも、わかりやすく事例を挙げながら説明してくれているので、リファレンスとしてもとても役にたっています。
Unlearn(アンラーン)
ある程度人生経験を詰んでくるとどうしても「俺の若かったころは、、、」と自分の過去から答えをひっぱり出そうとしがちです。
ですが、世の中がもの凄く変化の早い現代、知識や経験はあっという間に陳腐化してしまいます。だから過去の経験に捕らわれず、常に新しいものを受け入れて生きて行くのが重要です。
ただ、長く生きていると過去の経験がそれを邪魔します。過去に培って来た思考のクセを捨てることがアンラーンです。
人生、成功体験がその後の人生の足かせになることは多いので、過去の実績に慢心せず、常に変化する生き方を身につけたいものです。
世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する 歴史思考
我々の悩みの原因の大半は、現代社会に無数に存在する当たり前からはずれることです。
本書は、過去の偉人達に生き方を知り、自分の悩みの原因のなっている現代社会の普遍的な価値観など、大した意味を持たないということを知ろうというコンセプトで書かれています。
今年は国内情勢を見渡しても、海外情勢を見渡してもいろんなことが現在進行形で起こっています。まさに激動の時代です。これまで当たり前だと考えられていたモノが、またガラッと変わってきそうです。
時代の変わり目、偉人達がどう生きたかを知ることで、目の前の常識に振り回されないで生きるヒントが得られます。
自分の意見で生きていこう
この本のタイトルのとおり、私は自分の意見で生きて行くというのが苦手です。どちらかというと周りに会わせて、流されてしまうタイプです。
でも、人生それではうまくいかない時というのが必ず訪れるわけで。
自分の意見を持つと言うことは、どういうことなのか。そしてどうすれば自分の意見を持てるようになるのかについて、ちきりんさんらしい平易でありつつも理路整然として文章で書かれています。
今日のアクション
振り返ってみると、上半期はやはり生活面での変化のせいか、少し読書量が減っていました。下半期はもっといろんな本を読んでいくつもりです。
今回紹介した本はすべてKindleで読むことが出来ます。拙著の2022年版Kindle読書術も絶賛発売中です。合わせて読んでみて下さい。