年間100冊程度の本を読んでいます。いちおう読書術に関する電子書籍も書いていますし、一応本は人よりも読んでいるほうです。ただ、それだけ読んでいても頭にすっと入ってくる本と、なかなか入ってこない本があります。
ただ読んで終わりではなく、書籍の内容を自分の糧にすかがが大事なので、読書の方法も研究しています。私が今参考にしている読書術に関する本を紹介します。
読書を血肉にする!読書術に関するおすすめ書籍7選【2018年版】
一冊からもっと学べるエモーショナルリーディング
元オトバンクの人気ラジオパーソナリティ矢島雅弘さんの著書です。エモーショナルリーディングは読書を通じて、著者と対話することであるというコンセプトを元に、自分の感情が動いたところに線をひっぱていき、エモーションメモというコメントを記入していく方法です。
実はエモーショナルリーディングは、Kindleでハイライトを駆使した読書をするときにとても相性が良いと感じています。Kindleのハイライトにはコメントを入力する機能があるので、感情の動いたところでコメントすればエモーションメモになります。
レバレッジリーディング
日本とハワイでディアルライフを実践している本田直之さんの著書です。私が多読を意識して本を読むようになったのは本書の影響です。この本では読書は投資であるという考え方ももと、本の読み方、選び方、読後の活用法まで幅広い視点で書かれています。
斎藤孝の速読塾
明治大学の教授である斎藤孝さんの読書術に関する書籍です。本書では、読書はつまみ読みでよく、最初から最後まで詠む必要はないということが主張されています。
たしかに本を読み出すとどうしても最初から最後まで読まないといけないという気持ちになるんですよね。ですがビジネス書を読む場合はmエッセンスだけの部分で十分なことも多いです。本当に自分に必要なエッセンスを吸収していく読書をしたい人におすすめです。
ソーシャル時代のハイブリッド読書術
ブロガーで物書きの倉下忠憲さんの読書術に関する書籍です。倉下さんの本を選ぶセンスは私も大変参考にさせて頂いています。
本書ではデジタルアナログないまぜの読書術について紹介されています。特にEvernoteの活用法については、マニアックだなと感じつつも参考になる部分がたくさんあります。読書記録の取り方について検討したい方におすすめです。
本を読んだら自分を読め
小飼弾さんの読書術に関する書籍です。本書では本を選ぶときはベストセラーよりもロングセラーを選びなさいという考え方を示しています。ロングセラーとは、歴史の評価に耐えて今でも売れ続けている書籍だから、当然内容も普遍的なものが多く、学ぶ点がたくさんあります。
この考え方は、その後の私の読書ライフに大きく影響を与えています。
僕らが毎日やっている最強の読み方
本を多読するようになって、改めて池上彰さんがすごいと尊敬するようになりました。本書はその池上彰さんが、佐藤 優さんの読み方についての対談をされています。本書は本に限らず、新聞、雑誌、ネット記事に至るまでそれぞれの媒体との付き合い方が議論されています。
私が理系出身だからかもしれませんが、お二人の社会や歴史に対する視点が斬新でどんどん引き込まれます。分野別におすすめの書籍も掲載されているので読んでみると知識が深まります。
読んでいない本について堂々と語る方法
タイトルからしてかなり衝撃の本ですが、全ての読書家、書評ブロガー必読といっていいのが本書だと言えます。本書にも触れられていますが、本の感想は実は本を読まなくても書くことが出来ます。
では、本を読む価値とはなんなのか。それを考えさせられる名著です。
本の読み方も人によっていろいろ
ここまで読むと、本の読み方も人によってかなり違うことが分かります。最終的には自分なりのやり方を確立するしかないのですが、これはという人のやり方は真似てみるといいでしょう。
もしその中に拙著が含まれていたら嬉しいです。