福岡人がおすすめする九州勝利シリーズ。今回は千歳烏山にある豊前うどんのお店「武膳」にいってきました。豊前うどんって何って方もいるかもしれませんが、簡単に言うと福岡県のうどんの中でも博多ではなく北九州発祥のうどんです。
住んだことのない人にはイメージつかないかもしれませんが、福岡県の中でも博多を有する福岡市と北九州市では文化がかなり違います。豊前うどんは、博多うどんとはまた違ったジャンルのうどんなのです。
千歳烏山駅から徒歩5分
武膳は京王線「千歳烏山」駅から徒歩5分くらいのところにあります。駅を出てまっすぐ進んだ大通りの沿いにあるので割とすぐに見つけることができます。
お店の前にランチメニューの看板があります。12時前に注文するとサービスメニューがあるようです。
お店に中は結構こじんまりしていて、そんなに沢山人が入れるわけではありません。お昼時は並ばないと行けないことが多いようです。
ゴボウ天うどんを注文
博多うどんとは違うといっても、そこは福岡のうどん。定番はやはりゴボウ天です。さっそく注文。価格は850円です。武膳さんのゴボウ天はとにかく大きくて、器からはみ出しています。
ランチメニューで大盛りにするかゆかりご飯をつけるかを選べるサービスがついていました。私はゆかりご飯をつけるほうを選択。
スープは結構あっさり。ネギが沢山入っています。
麺は、博多うどんに比べるとコシがある感じ。でも、讃岐うどんに比べるとまだまだ柔らかいです。
そして極めつけはなんといってもゴボウ天。かなりシャキシャキしていて弾力があるため、一口サイズに切り分けるのが大変です。
シャキシャキの歯ごたえを楽しんでいたら、あっという間に完食してしまいました。
あっさりしていて関東の人にもおすすめ
武膳さんのうどんの特徴はなんといってもシャキシャキのゴボウ天。食感にこだわって作っていることがわかります。
博多うどん同様、やはり福岡のうどんにゴボウ天は欠かせません。
博多うどんに比べると麺にはコシがあり、スープもあっさりしているので、関東圏の人にはこちらのほうが好まれるかもしれないと感じました。
もともと、北九州市は貿易で栄えた港街のため、九州でありながら文化的に本州よりの部分があると感じています。ひょっとしたら、そういう影響を豊前うどんも受けているのかもしれません。
今日のアクション
最近、博多うどんは少しずつ注目を浴びてきていて、少しずつお店も増えていますが、豊前うどんのお店って数えるくらいしかなく、その半分はくらいはこの武膳さんの系列店です。
東京のお店が出来たのもここ10年くらいのようなので、認知度はまだまだこれからですがいずれ注目を浴びるはずなので今からチェックしておくと良いかもしれません。