2022年7月7日現在、円安が進んで約1ドル135円になっています。これを受け、7月1日にはApple製品が結構な額の値上げをされています。値段をみながらうなってしまいました。
私はiPhone 3gsを入り口にここ10年くらいはApple製品をいろいろと揃えてきたのですが、正直今の状況が長期的に続くのであれば、次の買い換えではApple製品ではなく他のものを買うのもありだなと考え始めています。
値段が上がったのがきっかけではありますが、その前からちょっと考えてはいたことでした。
カメラ以外の機能の進化が止まったiPhone
まず乗り換えを検討する上でまっさきにあがってくるのがiPhoneです。
iPhone X以降は事実上カメラ以外の機能の進化は止まっている状態なので、スマートフォン本来の用途を考えるとiPhoneである必要が無くなってしまいました。
黎明期から普及期のiPhoneには、iOSアプリの開発者の方々が日常生活を変える様々なアプリをリリースされていました。iOSのシェアの高い日本では、新しいアプリは、iOSで出てからAndoriodに異色されるのが一般的でした。
この様々なアプリやサービスを追いかけていくのが楽しかった訳ですが、スマートフォンが日常生活に普及しきった今、様々サービスも出尽くした感があります。
iPhoneのカメラの進化は素晴らしいと思いますが、以前の生活を変えるほどではなく、自分的に価格分の価値を見いだせるかと言われると微妙になってきています。
Apple Watchには大容量バッテリーを
次に乗り換えが検討されるのがApple Watch。毎年、新しいヘルスケア機能がいろいろと追加されるのはいいのですが、本当にApple Watchに必要なのは間違いなく大容量バッテリーだと感じています。
高機能化する前につけっぱなしでも最適3日くらい、出来れば1週間くらいはバッテリーが持つようにして欲しいのが本音です。
この大容量バッテリーがあるかどうかは、睡眠の記録をとったり、活動量系を有効に使う上で必要不可欠なもので、これがないと肝心なところでバッテリーが切れて、睡眠中に充電する必要が出たり、運動中にバッテリーが切れてしまうという状況が発生してしまいます。
実際、この心配のないXioamiのMi Bandはかなり快適で、つけっぱなしで寝られるし、サウナにも入れます。もう少しインターフェースが洗練されれば、Apple Watchの代わりにも十分なると感じています。
本当に必要なのはmacだけ
今のところ、自分の日常生活でApple製品でないと支障が出ると断言出来るのはmacだけです。
私はWindowsも使っていますが、OS単体だとどちらも出来ることに差はないのですが、ハードとソフトのバランスにおいてはWindowsよりmacのほうが優位だと感じています。
ITに詳しい人ならAppleの本質はハードメーカーだということを理解されている方も多いでしょうが、やはりm1チップを詰んだmacの性能は秀逸です。
そして、mac book airやproほどノートPCとして洗練されたデザインの端末を出しているWindows PCのメーカーはないと感じています。Windows PCってちょっと持ち運ぶのが億劫になるようなデザインのものが多いんですよね。
唯一、MicrosoftのSurfaceシリーズが良い線行っているのですが、写真を編集する関係上、ディスプレイの綺麗さを考慮するとmacに軍配があがってしまいます。
ここだけは多少値上がりしてもmacでないと困ると感じてしまいます。
macだけ残してエコシステムから出ることも検討
こうして考えると、今後の円安の動向次第ではあるのですが、今後iPhoneやApple Watchについては買い換えのタイミングでAppleの経済圏から離脱する選択は十分にある気がしています。
Apple製品って、組合わせてもっていると連携出来てとても便利だったりするわけですが、それらもマストの機能ではないわけで。
むしろiPhoneに指紋認証が搭載されるface Idのみなことは、私的には好感度をさげている部分でもあり。この辺はむしろ改善点だと感じています。
長年使っている製品を切り替えるのは、抵抗もある部分ではあるのですが、まだまだ円安が続く可能性もあり、選択肢としては考えて置かなければいけないところです。
今日のアクション
例年2年サイクルで変えていたiPhoneについては12 miniがまだまだ現役で使える状態で買いかけの必要性を感じないので、今年はこのまま使い続ける予定です。
Apple Wachもあと2−3年は使えそうなので、その間にこの円安の状況が変わってくれればいいのですが。しばらくは状況を見守りたいと考えています。