昨今、深刻な社会問題になっているのが人手不足。特に物流業界は深刻らしく宅配便の再配達が運送会社の大きな負担になっています。買えるものは全てネットで買う生活をしている私も、ポストに再配達通知が入っている時は業者の方に申し訳なく感じてしまいます。
そんな時、家の近くのスーパーの入り口に宅配ボックスを発見。最初はなんだかわからなかったのですが、どうもクロネコヤマトがやっている不在時受け取り用の「PUDOステーション」というポストだと気が付きました。
というわけで遅ればせながらこの不在時受け取りポスト使ってみました。
クロネコメンバーズに登録
まず、このPUDOステーションを利用するには、クロネコヤマトが提供しているクロネコメンバーズに登録する必要があります。
クロネコメンバーズに登録すると、宅配便が家に届く前に案内がメールやLINEで届いたり、その場で受け取り時間や場所を変更できたりします。
スマートフォンからだけでなく、スマートスピーカーを使って音声で操作も出来るので、急に予定が変わった時などもいちいち不在票を受けっとって連絡し直す手間が省けます。こちらは利用者も配送業者も共に楽になるサービスなので、おすすめです。
PUDOステーションを利用するには、このサービスへの登録が必要です。
配達先を自宅近くの宅逢ロッカーに変更
クロネコメンバーズに登録が完了している状態で、荷物の配送がヤマトからある場合、メールなどで事前に案内が来ます。このときに、配達場所の変更を指定できて、お住まいのエリアのPUDOステーションがあれば指定可能です。
指定が終わったらあとは、荷物が届くのを待つだけ。クロネコメンバーズに登録していると荷物が届いた時も案内がメールで届きます。
いざ受け取りへ
では、実際に宅配ロッカーに受け取りへ。自宅近くのスーパーに赴きます。
ロッカーの真ん中に、操作用のタッチパネルがあります。
案内されるままに受け取りに必要な情報を入力していきます。
突然、隣のロッカーが開来ます。ちょっとびっくりです。
荷物を取り出したらロッカーをしめて帰りましょう。
とても手軽で便利。認知度向上が課題か。
今回、この宅配ロッカーを初めて使ってみたのですが、想像以上に手軽で便利でした。なんで今まで使わなかったんだろうという感じです。
調べてみたのですが、まだまだそんな数は多くない模様です。私の家の近所だと、スーパー以外に地下鉄の駅の構内にもあるようでした。
それでも、コンビニでの不在受け取りのサービスと組み合わせるとかなりのエリアをカバーできるはず。コンビニの不在受け取りは提携しているコンビニの系列店が近くにないと近いにくいので、それを補完する役目を果たすかもしれません。
ただし、課題は認知度かと。実はこのロッカー自体は結構前からあって、何かなと眺めつつも結構な期間スルーいました。やっぱりこれがなんなのかパッとわかりにくいんですよね。場所自体は繁盛しているスーパーに入り口というかなり目立つ場所にあるので、ぜひもっとわかりやすくPRしておいて欲しいと感じました。正直、クロネコヤマトのサービスと言うことすらのもわかりにくいので。
今日のアクション
PUDOステーション。自宅に宅配ボックスがない人にとってはとても便利なサーボスでご自宅の近くにないか探してみて、ぜひあれば使ってみて下さい。