読者と書店をつなぐWebサービス「死ぬまでに読みたい千冊」の開発にちょっとだけ参加してきました

WordPressコミュニティのお友達がゴールディングウィ−クに読者と書店をつなぐWebサービスをつくるハッカソンやりますとSNSで参加者を募集していたので、ちょっとだけ参加させて頂きました。そして完成(現在もブラッシュアップ継続中)のサービスがこちらです。

死ぬまでに読みたい1000冊 | 小さな本屋さんで本を買おう

実はハッカソン自体が初めての経験だったので、いろいろと勉強になりました。どんなサービスかも含めご紹介します。

死ぬまでに読みたい1000冊ってどんなサービス

死ぬまでに読みたい1000冊は、本を探している読み手と本を置いている書店をマッチングするサービスです。読み手が探している本を登録すると、それを在庫として持っている書店がそのありますと手をあげることが出来るサービスです。

本を探していた読み手の人は、その書店から本を取り寄せることが出来ます。

私、一応Kindle読書術という電子書籍の著者だったりするわけですが、別に世の中の紙の本が必要ないなどとは考えておらず、きちんと紙と電子で役割分担していきましょうねという立ち位置です。ただ、個人的な意見としては街の本屋に物足らない部分を感じています。

昨今は、街の書店がAmazonなどに推されている話はよく来ますが、それは単純にネットが普及したこと以外に、案外街の書店に欲しい本が並んでいないことが多いとう問題がある気がしているのです。

本屋もビジネスなので、当然売れている本や話題性のある本を中心に販売するのですが、結構これが読書好きのニーズとマッチしないことがあります。読書が好きな人って、長い間読まれ続けている名著や論セラーの本を求めていることが多いのですが、案外街の書店にはそういうのが少なかったりします。

実はそういう本ってAmazonのほうが手に入りやすかったりすることが多いです。ただ、小さな街の書店にAmazonと同じ品揃えを求めるのも無理があります。

そんな問題に一つの解を示してくれるのがこの死ぬまでに読みたい1000冊というWebサービスです。

読み手が登録した本に対し、書店側が手を上げることが出来るため、1店舗だけでは十分でない品揃えを複数の書店で補い合うことが出来る仕組みになっているのです。これならば、読書が好きが読みたいちょっと古めの本やマイナーな本もどこかの書店で見つかる可能性がグッとあがります。

WordPressはWebサービスも作れる

さて、そんな素晴らしいWebサービスの開発に私もこのゴールデンウィークに参加させて頂いたのですが、開発環境の構築でハマってしまいそれで一日終わった とても勉強になりました。

この死ぬまでに読みたい1000冊のサービスは、WordPressで出来ています。

今回、自分的に発見だったのはWordPressでもある程度Webサービスは作れると言うこと。私はこれまで、WordPressはCMSでブログやWebサイト、あとはECサイトをつくるためのソフトウェアで、Webサービス開発には不向きかなと考えていました。

Webサービスを作るんだったら位置からスクラッチで作った方いいかなと考えていたのですが、WordPressは利用者が多い分、世界レベルでみるとWebサービスを作る手間を大幅に減らせるプラグインがまだまだあることが判明。

必ずしもスクラッチで作らなくてもWordPressでかなりのことが出来ることがわかりました。今回いろいろ勉強できたので、今後自分でも何かサービス作れないか考えてみることにします。

ハッカソンは楽しいです

今回、初めてハッカソンに参加してのですがとても楽しく勉強になりました。参加者がそれぞれに自分に得意分野を持ち寄ってプロダクトを作り上げていく感じはとてもいいものです。

WordPressコミュニティでは、5/16,17に非営利団体のWebページを2日間で作るハッカソン「do_action Japan 2020」を開催します。まだ一部募集中に枠もありますので是非ご興味のある方は参加してみて下さい。きっと新しい発見があるはずです。

今日のアクション

さて、この死ぬまでに読みたい1000冊に私も気になっている本を登録してみました。どんな本屋さんが反応してくれるのか楽しみです。