Amazon Echoには、以前からKindle本を読み上げる機能が付いています。「アレクサ、○○の本を読んで」と声をかけると持っている本と一致すれば読み上げをしてくれます。
ただ、やはり音声だけの操作はちょっとやりずらいのも事実。ですが、先日発売になって「Amazon Echo Show」なら音声と画面をタップする操作を組合わせて、より快適にKindle本を音声で楽しむことが出来ます。
Amazon Echo ShowはKindle読み上げに最適!タップして本を選べる。
画面にKindle本の一覧を表示する
これまでの画面のないAmazon Echoの端末では、「アレクサ、○○の本を読んで」と本の名前を最初に言わないと操作ができませんでした。
ですが、本を読み上げる前に自分が持っている本の一覧を確認したい時もあります。気分に合わせて読み上げる本を決めたい時もあるでしょう。
これまでのAmazon Echoではそれは出来なかったのですが、画面が付いている「Amazon Echo Show」ではそれが可能です。
と声をかけるとこんな感じで、画面に持っている本の一覧を表示してくれます。
画面をスワイプすることで自分の本を画面にどんどん出していくことが出来ます。
本をタップして読み上げ開始
読みたい本が決まったら本をタップすることで、読み上げが開始します。
画面には、何の本を読み上げているかが本の表紙とともに表示されます。
読み上げを一次停止したい場合は、
と話しかけるか、画面をタップすると下のほうに表示される再生/停止のボタンを直接タップすることで止めることが出来ます。
Audileでも同じ操作
このインターフェース、全く同じ操作がAmazonが提供しているオーディオブックのAudibleでも使えます。
と声をかけると、Kindle本と同じく購入済みのAudibleのオーディオブックの一覧が表示されます。
読みたいを本を決めたら、本をタップするまたは、「○○を読み上げて」と話しかけることで本の再生が開始します。
インターフェースが統一されているのは扱い易いです。
総評:Amazon Echo Showは本のジュークボックス
音声と画面を組合わせて使うことができるAmazon Echo Showは、Kindleを自由自在に読み上げてくれるジュークボックス的な存在です。
正直に言うと、タブレットになれている人にとっては操作性に改善の余地はあると感じるのですが、それでもこれまでにない使い方ができるデバイスであることは間違いありません。
例えば、家の家事をしながら本を読みたいという人とってはまさに使い勝手に良い端末と言えます。