本日はお知らせです。8/3(土) 13:00 〜 より心理学ジャーナリスト佐々木正悟さん主催のイベント「働く人のメンタル会議」にて登壇致します。今回私がお話するテーマは「キャラクトロジー心理学(R)」について。
第2回 働く人のメンタル会議【キャラクトロジー(R)心理学】 – 働く人のメンタル会議 | Doorkeeper
キャラクトロジーって何と聞き慣れない言葉だと感じる方が多いでしょうが、お付き合い頂ければと考えております。
言語獲得前に形成される5つの人格
キャラクトロジー心理学では、人間の人格はお母さんのお腹の中のいる間から5-6歳くらいまでの発達段階における体験をベースに作られているという考えています。
胎児から5-6歳の発達段階において起きたマイナスな体験によって感じた感情を感じないように防衛反応を起こしてしまいます。そしてこの反応を大人になっても無自覚に繰り返してしまうことによって、仕事での人間関係や恋愛などで分かっているけれど同じパターンを繰り返してしまうのです。
キャラクトロジー心理学ではこの5つのパターンを以下のように分類しています。
- スキゾイド:存在感薄く「私は嫌われている」と思いがち
- オーラル :とにかくネガティブ「私はダメ人間」と思いがち
- マゾキスト:他人優先で共依存を起こしがち。誰かと一緒じゃなきゃだめ
- サイコパス:人と比べることで安心し、周りを敵だと思いがち
- リジット:しっかり!正しく!きちんと!「こうするべき」に縛られる
この5つの人格パターンは、誰しもが持っているのですが、生育環境などによって特に強いモノというのが人それぞれに存在します。
私の場合は、2番目のオーラルが一番強いです。オーラルは、幼児期に必要な時に適切なケアをすぐにされなかったために欲しいものは絶対に手に入らないという思い込みが潜在意識の深いところに刻まれています。
このため、自分が欲しいもの、スキな人に対して、すぐに「欲しいけど要らない」という行動パターンを起こしがちです。
私、親しい友人からよく褒めると挙動不審になると言われるのがですが、これはまさにオーラルが強い人の行動パターンを表しています。
逆にこのことを自覚したときに、受け取れる自分になるという決意が出来ました。
強みだけを知っても活かせないという葛藤
私のことを直接知っている方は、ご存じなのですが、私の性格はとてもネガティブです。なんでこんな性格なんだといっても仕方ないのですが、やはり個人的には家庭環境が大きかったのだと認識しています。
昨今、自分の強み活かして仕事をしようであるとか、生きていこうということをあらゆるところで目にします。また、自分の強みを知るためのメソッドも沢山提供されています。それらはどれも素晴らしいし、意味のあることです。
ですが、私の感覚として、自分の強みを知ることと自分の自己肯定感を高めることは必ずしもイコールではないという感覚があります。
いくら自分の強みを診断して理解したとしても、やはりそこに対して確信が持てないし、一歩が踏み出せない。ただ強みを知るだけで無く、ネガティブな部分とも向き合う必要があると感じている時に巡り合ったのがキャラクトロジー心理学でした。
キャラクトロジー心理学では、タイプ別に自分のついついやってしまう防衛反応に対する処方箋も用意されています。一朝一夕に改善できない部分もありますが、自分の心のクセを知ることで、随分と楽になれるのは間違いありません。
佐々木正悟さんと共催する意味
今回のイベントは日頃からお世話になっている心理学ジャーナリスト佐々木正悟さんとの共催イベントとなります。
タイトルが働く人のメンタル会議を銘打っていますので、仕事の現場やあるいは日常生活においてキャラクトロジーをどう活かしていくかにフォーカスしつつお話します。
ちなみに佐々木さんにこのキャラクトロジーの概要をお話した際、「ものすごくフロイト的ですね」とコメント頂いています。
そして、当日佐々木正悟さんからは自己肯定感を高めるための感が方やライフハックについてお話頂きます。キャラクトロジーと組合わせることで、より楽に働ける、生きれる考え方のヒントが得られるのではと予想しています。
今日のアクション
主催者側の性格もあるのですが、今回は敢えて自分のネガティブな部分と向き合う要素が強いイベントとなっています。日頃ポジティブに装うようにしているけど、実はちょっとシンドイという方こそ是非ご参加頂ければと。
お申し込みはこちらです。