7/15にWordCamp 男木島に参加するため香川県の男木島にいってきました。WordCamp 男木島の本編と合わせて個人的に一度行ってみたいと感じていたのが、男木島にある施設の図書館「男木島図書館」です。
私は図書館という場所が大好きです。男木島の島民の手によって作られた図書館があると聴いて是非行ってみたいと、ワクワクしながら行ってきました。
男木港から徒歩3分
男木島の図書館は、島に船で着いたら細い路地に入って徒歩3分くらいあるくと看板が見えてきます。
行く途中で案内の看板を見つけました。
外観はこんな感じ。廃屋を建て直したそうですが、独特の味わいがある建物です。となりのトトロとかに出てきそう。
2000冊の本とカフェ
内装は映画などに出てきそうな雰囲気になっています。この日はWordCamp 男木島の参加者の型がたくさん来られていました。
図書館ですが、中に入るとマッサージやコーヒーを提供しています。
私はコーヒーを頂きました。スタッフの方が手でドリップして作って下さいました。
移住相談なんかもやってます。興味のある方はどうぞ。
そして図書館の中にとにかく本が一杯。
小説だけでなく、学術的な本も置かれています。
こちらは男木島出身の作家さんの本のようです。
ロフトのような作りになっていて、2階へあがることも出来ます。
2階にもびっしり本が並んでいます。
ここに並んでいる本は、もともとはこの図書館の館長である額賀さんの私物だったそうです。本が大好きだった額賀さん、なんと2000冊の本を持っていて、それを図書館に寄贈されたとのことです。今後、こうやって本が読み継がれていくのは素晴らしいなと感じます。
オープンソースの手法を図書館に注入
今回、館長の額賀さんはWordCamp 男木島でこの図書館を作るまでの経緯をセッションの中で話されていたのですが、印象的だったのはオープンソースの手法を男木島図書館の運営でも活かしていったということ。
オープンソースのソフトウェアの最大の特徴は、ユーザー自身もソフトウェアの開発に参加できることです。このことによって、ユーザー自身もソフトウェアに愛着がわき結果、普及が加速していきます。
男木島図書館では、図書館の開設に必要な費用をクラウドファンディングで募集したり、島民の方を巻き込んだ企画を開催することで、当初からユーザー参加型で運営してきました。
結果、島民はもちろん近隣地域の住民の方にも愛される図書館になっているのです。この当たりは21世紀型の公共施設の運営として参考になる点がたくさんある気がします。
ちなみに館内で知人の書籍を発見しました。
今度私の本も置いて貰おうかな。
今日のアクション
男木島図書館では、島民のコミュニケーションスペースとして様々なイベントも催しているそうです。高松港から男木島までは船で40分くらいなのでぜひ観光で香川方面に行かれる方は男木島まで足を伸ばしてはいかがでしょうか。