WordPress 5.0リリースまでに「Classic Editor」は入れとけ!

2018年8月20日の段階で最新のWordPressのバージョンは4.9.8です。もうすぐWordPress 5.0がリリースされると言われています。WordPress 5.0には「Gutenberg」という新エディタが搭載される予定です。

新しい機能というのは、基本的に便利になるために導入されるのですが、その弊害というのも必ずあるものでして。当ブログではWordPress 5.0がリリースされたからと言っていきなり「Gutenberg」を利用することをおすすめしません。

では、どうすればいいのということで理由と対策を解説します。

Gutenbergで記事を開くと形式の変換が起こる

新エディタGutenbergでは、記事をブロッグという単位に分けて管理します。これによって、ブロックごとにコンテンツの順番を入れ替えたり、複製なども行えるため、記事の編集がより直感的に行えるようになっています。

詳しい使用感については、過去の私の記事をご覧下さい。

ただ、新しい技術に弊害はつきもの。WordPress 5.0で導入されるGutenbergでは過去に書いた記事を開いた場合でも、それをブロック形式に変換しようとしてしまいます。

結果、記事中にDIVタグなどを入れている場合は、消えてしまう現象が確認されています。

今後、消えないようになんらかの対策もされるかもしれませんが、当面はすでに公開済みの記事はGutenbergでは開かないほうが無難でしょう、特にブロガーさんは過去記事をリライトすることが多いので注意が必要です。

対策は旧エディタを入れてデフォルト設定すること

では、WordPress 5.0がリリースされたらどうしたら良いかですが、シンプルな方法はプラグインから「Classic Editor」を選択し、インストールすることでGutenbergの利用を回避することが出来ます。

Gutenberg

こちらのプラグインを有効化し、設定の画面よりGutenbergエディタをクラシックエディタで置き換えるように設定します。

Gutenberg

この設定を実施することで間違ってGudenbergを古い記事を開くことがなくなるので安心です。

Gutenbergに利用は情報が出そろってから

今回の対応は過去記事を一切再編集せず、新規の記事しか書かない場合はしなくても大丈夫ではあるのですが、それでもGutenbergの利用はそれなりにWordPressやWebまわりのコトに詳しくないかぎりは少し様子を見た方がいいかなと考えています。

今回の現象に対する対策はいずれ解決してくれるプラグインなどが開発されるでしょうし、情報もネット上に充実してくると考えられます。

それから使いはじめても十分だと言えるでしょう。

今日のアクション

何も準備しないでGutenbergに触れるとかなりとまどうことが予想されます。心構えはきちんとしておきましょう。

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