この度、はじめて人様のKindle出版をお手伝いしました。染谷昌利さんの初のKindle本「出版の教科書(技術書編)」の編集?(Amazon向けのmobi形式のファイル制作)を担当させて頂きました。
この本は、これまでに累計22冊の本を出版されている染谷さんの出版のノウハウがギュッと詰まった一冊になっています。いつか出版したいけれどもどうすればいいかわからない。そういう方には必ず役に立つ内容です。
私は出版社さんと契約して電子書籍を出しているので文章だけ書いて、編集作業は全て出版社さんにお任せしていたのですが
今回はまったく逆。染谷さんが以前noteで公開していた文章を頂き、それをKindle本の形式に変換する作業を担当しました。
もともと、8月まで岡野純さんと開催していた電書道のイベントのゲストで染谷さんに来て頂いたときに、自分でも電子書籍を出したいのでお手伝いをして貰えませんかというオファーを頂き、快諾した次第です。
実のところ、Kindle本を出すこと自体はそこまで難しくなく、人に頼まなくても出来る作業です。最近ではWordが扱えれば、そこからAmazonにアップロードするファイルも作れたりします。
ですが、横書きの文章だとそれで簡単に作れるのですが、それを縦書きの本にしようとすると、もう一手間必要です。
横書きでも縦書きでも同じだろうという突っ込みが入りそうですが、やはり横書きの文章ってWebの記事と区別が着きにくく、書籍って感じが薄くなるのです。
もちろん、技術書などなら、横書きでいいのですが、今回のように読み物なら出来れば、縦書きにしたいところです。
今回、染谷さんから是非とも縦書きでKindle本を出したいという要望をいただき、今回私にとっても初めてになる編集作業に挑戦しました。
最初は簡単かなと予想していたのですが、細かいところで縦書きにする調整がうまくいかず時間が掛かってしまいました(具体的何をどうしたかは別の記事にまとめます)。
なんとか試行錯誤しつつも、先日編集作業が完了。無事に出版にこぎ着け、ホッとしております。少し大変でしたが、お陰様で貴重な体験をすることが出来ました。染谷さんありがとうございます。
今日のアクション
というわけで、染谷昌利著「出版の教科書(技術書編)」、どうぞよろしくお願い致します。
Posted from SLPRO Z