京王線笹塚で見つけた！新鮮な魚と活気あふれる「三四味屋」大衆酒場の魅力

2024年ももうすぐ終わり。12月に入ってようやく冬を感じる日が増えてきました。今年は夏が暑く、そして暑さを感じる期間がものすごく長かったので、ようやく寒くなってきた気がします。

そして寒くなれば、温かい食べ物が恋しくなる季節。

今回は、京王線の笹塚駅前にある「大衆酒場　三四味屋」さんに行ってきました。今回、三四味屋さんを運営する株式大庄の亀田様のご厚意で、お店の紹介を書かせて頂く機会をブロガー仲間の奥野さんと頂きましたので、さっそくレポートしてみることにします。

京王線笹塚駅北口から目と鼻の先

お店の場所は、駅を出て駅前の細い通りを行くとすぐに目に入ります。路面店ではありますが、店舗は笹塚ボウルの2階なので、見逃し注意の場所です。

こちらの看板が目印です。並ぶ看板の中に「三四味屋」の看板が入っています。

お店の入口には、どーんと魚の文字が目立ちます。

お店の中に入ると、奥に厨房が見える形になっています。

そして、その厨房に対して垂直に並ぶ形で複数レーンのカウンター席があります。店員さんとお客さんのコミュニケーションが円滑に進む工夫が感じられます。

こういうオープンスペースで厨房が見える作りのお店って安心感があっていいなって個人的に感じます。作っている板前さん達に真剣な表情が見えて良いです。

お店の雰囲気がものすごく活気があるといのが率直な印象でした。

そして、肝心の料理ですが、旬のものを中心に全国の漁港から直送した新鮮な魚料理を頂くことが出来ます。まずはお写真で一緒にお楽しみ下さい。

アジのブルース・リー盛り（650円税込）。アジとニシンとイワシの三種盛りです。

かわはぎ肝醤油（980円税込）。

醤油に浸すと身が透けて見えます。

白子ポン酢（680円税込）。寒い季節にはたまらないです。

白子ポン酢（680円税込）。口の中で溶けていく感じがたまりません。

天然!!ぶりのトロかつ（580円税込）。衣とトロのハーモニー。

北海道産ゲンゲの天ぷら（580円税込）。噛むと衣のサクサクの後に、柔らかいゲンゲの身が口いっぱいに広がります。

まぐろの竜田揚げ（480円税）。お肉の竜田揚げに比べてあっさりしてるが私好みです。

太刀魚の天ぷら（650円税込）。とにかくその大きさに驚きます。

板前さんが運んできてくれた時は、思わず、おお〜と声がでてしまいました。

穴子の一夜干し（北海道産・580円税込）。わさびとの相性が最強です。

ネギトロ梅水晶海苔巻き（580円税込）。

のりに挟んでどうぞ。

このわた（880円税込）。ナマコの内蔵だそうです。

北海道産ホッケの煮付け（500円税込）。味が染み込んでいてうまいです。

貝出汁風呂鍋（1,500円税込）。出汁が染み込んで超うまいです。

あら汁（380円税込）。あら汁は、調理した後に残った魚の部位から出しをとったお味噌汁。いろんな魚の旨味が詰まっています。

個人的には、私あら汁が大好きでして。なんというかお店の個性みたいなのが一番出る気がするんですよね。もちろん三四味屋さんのアラ汁は絶品。これだけ全国各地のうまい魚からとったあら汁、うまくないわけがありません。

「三四味屋」さんは大手の飲食チェーン大庄グループのお店。普通、こういう大手のチェーンは、多くのお店いわゆるセントラルキッチンという、工場で一括調理した食材を各店舗に配送する仕組みを採用しています。こうすることで店舗で調理する工程を減らし、品質の均一化を図っていたりします。

ですが、冒頭の写真でもわかるように、「三四味屋」さんはセントラルキッチンのシステムを使わず、店舗で調理することにこだわっています。

だから出して頂いた料理にも一品一品こだわりを感じることが出来ました、板前さんの心意気のようなものを感じました。そして、スタッフの方が明るくて、楽しそうにお仕事をされているため、お店の雰囲気もとても良かったです。

一方で、大手のチェーン店ということもあり、価格は驚くほどリーズナブル。魚も大手の調達力があるからこれだけ揃えることができると考えると、ものすごくこだわりと効率化のいいとこ取りをしているなと感じました。オープンが2024年11月とまだ出来たばかりで実験的な意味合いも大きい店舗なのかもしれません。

板前さんが調理するこだわりの料理をリーズナブルな価格で食べられる。まさに最高のお店です。

今回、ブロガー仲間の奥野さんと忘年会をしたいねーというところから、あれよあれよと言う間に決まった話だったのですが、本当にお誘い頂いてありがとうございました。いや三四味屋さん、マジで良い店です。おすすめなのでぜひ行ってみて下さい。