ブログを書いているとなにかとセルブランディングと言う言葉に耳にします。好きで食べていくとか自分の強みを活かすとかいろいろな言い方はあるけれど、だいたい主張していることは同じ。
ただ、そういう主張に賛同しつつも違和感を感じる部分もあります。
とあるラジオ番組でキングコングの西野さんが「日本のネット社会は極端以外は目立たないのでネットは自由そうで自由じゃない。」と言われていた言葉が印象に残っています。
あー 好きで食って行くって主張している人の多くは、自分が嫌なことを全くしていないという極端さを強調するブランディングなんだなと。
私は極端なことを言うのが苦手です。
何かと主張するとき「本当に好きなのか」という心の声が聞こえてしまうのです。仮に本当にそれが好きだったとして、それを失ったときに自分は空っぽになってしまわないかという恐怖心が先に出てきてしまう。
過去の体験から仕事にしろ、恋愛にしろ、自分が本当に好きだと惚れ込んだものは自分の手元から離れていくという感覚がどこかにある。
だから極端な主張をすることは苦手で、どうしても物事のメリットデメリットを並べて、目の前の物事と一定の距離感を取ろうとする。これでは、好きで食っていくなんて主張できるわけがないです。
一方でそういう自分のような人間が必要ないかと言われるとそうでもないのではと感じる訳で、なんか好きで食っていくみたいなことが一つの同調圧力になっている気がしたりもします。
確かにブログ向きではないのかもと感じることはあるのですが…
今週の気になっている本
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ここのところ仮想通貨が大暴落して、今までとは違う意味で注目を集めています。まぁどこかでおこるだろうとは予想されたことでしたが。
仮想通貨やブロックチェーンは投機の対象のように見られている節があるのですが、こちらの本はもっと本質を突いてお金に関するテクノロジーが社会あるは資本主義をどう変えていくのかについて解説しています。
今日のアクション
まぁ確かに私のような考え方をしていると、どうしても生きているという実感がわきにくくなるのであまりおすすめはしないかも。好きを突き詰めていけるほうが幸せではあるかもと感じます。