当ブログは「モンハコ〜問題の8割はコミュニケーション」というタイトルです。このタイトルは世の中の問題はだいたいコミュニケーションに起因することが多いので、それを良くすることで世の中もっとよくなるという想いがあって名付けています。
なので、不定期ではありますがコミュニケーションスキルやメンタルに関する記事も書いています。コミュニケーションに関してはスキルを学んだり、意識を変えることで随分と生きやすくなることを知っているからです。
ただですね、コミュニケーションをいくら学んでも越えられないもの、それは情熱だと感じています。
世の中には、うまい人とすごい人というのがいて、この2つには圧倒的な違いがある。テレビの深夜番組でやっているオーディション番組でカラオケを歌っている様子なんかを見ると、ただ歌がうまいだけの人と、訴えかけてくる何かを持っている人の違いというのは素人目にみてもなんとなく伝わります。
やはり、ただ歌うと言うことと、歌を通して何かを伝えたいということにの間には、情熱に圧倒的に違いがあるのです。
で、これってコミュニケーションについても同じかなと。
たとえばプレゼンテーション。いくら話をうまくまとめる技術を勉強し、交渉術を身につけたとしてそれはうまいプレゼンテーションであって、凄いプレゼンテーションではない。
多少話すのがうまくなくて、どんくさくってもそれを越える情熱を聴衆が感じれば聴き入ってしまう。
そして何より恐ろしいのはスキルに溺れるあまり、いつの間にか自分の情熱の部分を見失ってしまうこと。技術にあぐらをかいて一番大事なところを見失ってしまわないか。それはいつも私が恐れていることなのです。
今週の気になっている本
久々にこれは当たりという本と出会いました。アメリカの大統領選挙は検索エンジンのキーワードから予想されたことや不況で失業者が増えるときはアダルトサイトの検索が増えるなど、これまでタブーとされていた常識について、検索エンジンのキーワードから常識を覆す結果が得られるという内容が書かれています。
ビックデータ時代の時代だからこそ、検索の結果で人間の本性が潜んでいる闇の部分が分かってくるという内容。超絶おすすめです。