「モンハコさんは、褒めるとすぐに挙動不審になる」と友人に言われます。
私は自他共に認める受け取りベタな人間なのです。
日本人は、もともと人が好意で何かをしてくれた時でも遠慮して受け取らないのが慎ましいみたいな美徳がありますが、私の場合は特にこれが転じて、人から無条件に褒めて貰ったり、何かプレゼントを貰うというのが苦手です。
それが物質的なモノにしろ、精神的なモノにしろ、冷静似考えれば人がくれるギフトを受け取らない(受け取れない)というのは相手に対しても失礼なはずなのです。
でも、私はなんとなくそれを受け取るのが苦手。
一体、この感覚は何なのか。
じっくり自分の内面を観察するとそれは、「自分はそれを受け取るに値しない」という強い捕らわれがあることが分かります。そう私はいつも人からのギフトを受けとるに値しない人間だとどこかで感じているのです。
もともと家庭の事情などもあって、子供ころから誕生日などでお祝いしてもらったことがないことがあまりありません。私の中では、人にお祝いして貰えるというのは、例えば学業や仕事などで成果を出したときに限られているのです。
自分が特に努力もしていないのに、無条件に人に何かを貰うということに慣れていないのです。
そして、人からのギフトは受け取れない割に、自分にはあれがない、これが足りないという欠乏感だけは人一倍強かったりします。
結果、いつも自分には何もないと一人で勝手に落ち込んでしまう。
ただ、今回いろいろとトラブルがあったことで、友人達からいろいろな手を差し伸べて貰いました。本当に有り難かったです。
で、感じたのが、
きちんと、受け取れる人になろう
ということ。
ここで言う受け取れる人っていうのは、支援を貰う価値がある人間だということを自分で認めるということ。
人からギフトを貰って受け取れるというのはある種の能力だと私は感じています。だから私にはその力はないなと感じていたのです。
でも、今回多くの友人達から助けてもらうことで、案外自分は受け取ることの出来る人なのかもという自覚が芽生えて来ました。
だからこそ、これを機会に本格的に受け取れる人になる。そして、欠乏感に振り回されない生き方をすると決意したのです。
今週の気になっている本
私、経済の話好きなのですが、学生のころに勉強していないせいもあって結構基本的なことを知りません。知らないことで損してことって結構ある気がしています。
これから読むのですが、私にでも理解できる内容だったらいいなと願っています。