2020年版Kindle読書術。販売開始しております。出版あたりその想いなど

11月22日に予約開始致しました「《増補改訂版2020》本好きのためのAmazon Kindle 読書術: 電子書籍の特性を活かして可処分時間を増やそう!」ですが、昨日11月29日より販売開始となっております。

お陰様でランキングも順調に伸びておりまして、現在電子書籍制作のカテゴリで1位となっております。

そもそも2014年、最初にこの本を書いた時のきっかけは、これからは書籍も電子化の時代と何年も言われながら、世の中で言われるほどで電子書籍が読まれていないと感じていたからでした。

私自身は2012年に初代のKindle Paperwhiteを購入して以来、読書の大半は電子書籍でするようになってしまいました。電子インのその質感が紙を読んでいるのと変わらない感覚を与えてくれたことに衝撃を覚えています。

その時の衝撃から7年、今でも読書のメインはKindle Oasisで、年間100冊くらいはいろんな本を読んでいます。

で、この7年間の間に、電子書籍が普及したかと言えば、以前に比べればかなり普及したと感じています。特にコミックスの分野では若い人はかなりの割合で電子で本を読んでいます。

ですが、それはまだまだ一部の人のもので、日本人の多くは本は紙の書籍でしか読まないというスタンスです。

なんかね、もったいないと感じるんです。もちろん、こだわりがあって紙の書籍がいいという方もいるのでしょうが、私の見る限り、多くの人はただの食わず嫌いに見えるのです。

別に紙の書籍の存在をするわけでもありません。そももそ紙の代替として電子書籍があるわけでもないというのが私のスタンスです。

紙の書籍があり、電子書籍があり、さらにはスマートスピーカーなんかを使ってオーディオブックなんかもある。自分のライフスタイルに合わせて最適なものを組合わせていくのがベストのはずなのですが、なぜかそうならない人が多い気がするのです。

特にKindleは日本でのサービス開始から七年間。じわじわとサービスを拡張して便利になって来ています。時にAmazon Alexaを活用した読み上げは読書の未来を感じる技術です。

2020年版では、その当たりにかなり力を入れて解説いていますので、是非新しい読書の形を感じて頂けたらと願っています。

今週の気になっている本

というわけで手前味噌ですが今週の気になっている本は自分の本です。これまで2014年、2015年、2017年と改定版を出して、今回4度目の改定となります。Kindle読書術というテーマでは書けることは出し切った感もあり、集大成的な位置づけになっています。是非手にとって頂ければと考えております。

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