先日、3月11日。東日本大震災から10年の時が経ちました。被災による犠牲になられた方のご冥福を心よりお祈り致します。
私はあのとき、職場で仕事をしていて地震にあいました。東京でしたが私が居たエリアは震度で言えば5か6くらいだっとはずです。ただ、いつもの地震とはあきらかに違う揺れ方をしていたのを覚えています。
地震の後にすぐに帰宅するように連絡来ました。幸い私は、職場から自宅のそんなに離れていないこともあり、無事に帰り着くことができました。部屋も多少モノが落ちていたくらいで済んでいます。
どちらかと怖かったのはその後の原発事故。原発が爆発して、東京まで放射能が飛んでくるような情報もあり、かなり怖かったのを覚えています。
本当の情報とデマがその後しばらく飛び交っていて、何が本当のことかわからず、暇さえあれば原発事故のニュースを検索しまくっていました。そんな中、辿りついたのがわかったブログさんのこちらの記事。
当時のわかったブログさんは、書評記事とブログ運営に関する記事を量産していて、これは原発に関する本の書評記事の一つだったのですが、原発の情報を探していた私はこちらに辿りついたのです。
当時、わかったブログさんは毎日更新していたので、この記事をきっかけに毎日ブログ記事を読むように。さらに、日々更新される熱量のあるブログ運営論にだんだん自分でもブログを書いてみたいという気持ちになっていったのです。
結果として、翌年2012年の元旦からブログをスタート。ブログを始めたことで多くの出会いがあり、イベントを主宰したり、電子書籍を出したりと自分の生き方、考え方にも大きな変化が生まれました。
震災は今振り返っても悲しいし、恐ろしい出来事だけれども、私個人にとっては変化をもたらしたきっかけでもあったと言えるのです。
今、新型コロナウィルスの影響で、様々な活動が制限されて、個人的にも結構息苦しさを感じる部分はあります。それでも、これをきっかけに今までやって来なかった新しい取り組みを始めて、また10年くらいしたときに、あの時、コロナがきっかけで始めたことがあるから今があると言えるようになればと考えているのです。
日々の変化は目に見えなくても、小さな積み重ねが大きな結果の差になると私は信じています。
今週の気になっている本
アナロジーとは、ある出来事と出来事の関係性を、別のものに当てはめて考えること。最近ブログでアート思考の本を紹介したのですが、それと並んで私はアナロジー思考も好きな考え方です。ロジカルシンキングに限界を感じたら読んでみて下さい。