10.1インチのディスプレイを搭載したスマートスピーカー「Amazon Echo Show」。ディスプレイを付けることで音声だけではできない操作を実現しています。ですが、発売当初は話題になったのですが、今少し落ち着いている印象。
発売から三ヶ月が経ち、使用感は実際どうなのか。改めてレビューを書いてみることにします。
購入後、すぐに書いたレビューはこちらです。
Amazon Echo Showを購入!プライムビデオや買い物に便利 | モンハコ
Amazon Echo Showは買いか?3ヶ月使った感想をレビュー
家の中に電光掲示番がある感覚
Amazon Echo Showを購入して、現在は机の上に置いていますが今の一番便利だと感じる点は、いちいちスマホを見なくても情報が画面に映し出される点です。
Amazon Echo Showのホーム画面には、いろいろな情報を表示することができ、私の場合はと話題のなっているトピックスやGoogleカレンダー、さらに設定したリマインダー情報を表示しています。
Googleカレンダーやリマインダーの情報が目に付くところに表示されるのはかなり便利で、いちいちスマホを見る煩わしさから解放されます。
リマインダーに関しては音声で呼びかけなどもしてくれるので、忘れっぽい人には確実に便利でしょう。
Kindleやオーディオブックとの相性はGood
ここのところ、AmazonはKindleの読み上げやオーディオブックに力を入れています。
その中でもAmazon Echo Showとオーディオブックの相性は抜群で、Kindleの読み上げとオーディオブックの専用端末として使ってもいいのではと感じるレベルです。
画面の付いていない従来のAmazon Echoでも本の読み上げは出来たのですが、気になるところまで少し戻したり、別の本に切り替えるといった細かい操作は音声のみでするのはやりにくかったです。その弱点をディスプレイが搭載されることで見事に克服してくれています。これはディスプレイを搭載しているメリットだと言えるでしょう。
実際にAmazon Echo ShowでKindleの読み上げをするとこんな感じなります。
Amazon Echo ShowはKindle読み上げに最適!タップして本を選べる。 | モンハコ
画面表示に対応したスキルがまだまだ少ない
Amazon Echoの最大の魅力は、スキルによって機能を拡張できる点です。様々な企業や個人がAmazon Echoを便利に使えるユニークなスキル開発を行っています。
Amazon Echo Showでもっとも期待されたのは、そのディスプレイを活かしたこれまでにないスキルが沢山登場することでした。ですが、発売から三ヶ月たった現段階では、画面を活かした魅力的なスキルはあまりありません。
そもそも、日本はこの分野ではまだまだ遅れていて、アメリカに比べると公開されているスキルは少なめです。やはり対応したスキルの数が少ないと使い方も限定的にならざる得ないのが現状です。
総評:可能性を秘めたデバイスだがしばらくは様子見でOK
個人的にはこれまでにない新しい体験をもたらしてくるデバイスとして一押ししたAmazon Echo Show。
ですが、Amazon Echo Showは2019年3月の段階で買いかときかれると、悪くはないがまだまだ様子見で問題無しという結論になります。
KindleをはじめとするAmazon自身が提供しているサービスとの相性はいいのですが、やはりディスプレイを有効活用したスキルが少ないため、活用できるシーンが少なめです。ただ、今後魅力的なスキルが生まれてくる可能性は十分にあるので、購入はそれからでも遅くないと言えるでしょう。
私はAmazon Echo Showのこれからに期待しています。