先日、2/22にWordPress 5.1がリリースされました。今回のアップデートは5.0から5.1にバージョンがあがるいわゆるメジャーアップです。
当ブログでは、メジャーアップデートの場合は、腕に自信があり自分でトラブルシューティングできない方はしばらく回りの様子を見てから更新することをおすすめしています。
今回のアップデートでは、WordPress 5.0から搭載されたブロックエディタのパフォーマンス向上とPHPのバージョンチェック機能が最大の目玉です。
ブロックエディタについては、単純なパフォーマンス改善のため大きな影響はありません。ですが、PHPのバージョンチェック機能は長い間WordPressでブログなどの運営をされている方は要注意です。
PHPのバージョンが古いと警告が出る
WordPress 5.1から導入されるサイトヘルス機能では、PHP(WordPressを動かしているプログラミング言語)のバージョンチェック機能が提供されます。
これまでWordPressではPHP 5.2.4をサポートしてきましたが、2019年4月からは PHP 5.6 以上に、12月からは PHP 7.0 以上に最低要件を引き上がります。
今回のバージョンアップによりPHP 5.5以下でWordPressを動かしている場合、WordPressのダッシュボードに警告が表示されるようになります。
今回のアップデートでは警告だけですが、今後PHP5.5以下のサポートが切れる2019年4月以降は、古いままのPHPを使用していると次回以降のアップデートによりWordPressの更新やプラグインのインストールが出来なくなる可能性があります。
何年も前にサーバーを契約して放置しているような場合は、至急契約しているサーバーのPHPのバージョンを確認して、PHP 5.5以下の場合は早めにPHPのバージョンアップをするようにして下さい。