先日お誘い頂いて参加させて頂いたIotデバイスのイベントにて、ソフトバンクさんからお試し下さいと落し物トラッカーTileを頂きました。物を無くすことが多い私にとってはとてもありがたいので、有り難く使わせて頂いております。
で、そのTileのなのですがスマートスピーカーとも連携可能です。早速自宅のAmazon Echoと連携させて見ました。
落し物トラッカー「Tile」とAmazon Echoを連携させて見た
設定方法
設定方法ですが他のAlexaはスキルと大差はありません。Amazon Alexa の設定ページよりスキル検索を実施します。
いくつか似たようなスキルも表示されるのですが、迷うことなくTileのスキルを選択して下さい。
スキルを有効にするをクリックすると、Alexa内に登録している住所の情報へのアクセス許可を要求されます。TileでGPS情報を利用するためでしょう。差し支えなければ許可して下さい。
許可するとさらにTileのアカウントへの認証が要求されます。こちらも普通にログインして下さい。
以下の画面が出たらスキルの設定は完了です。
早速鳴らして見た
アレクサ、 〇〇を鳴らして
声の掛け方なのですが、こんな感じで至ってシンプルです。鳴らして欲しいTileの呼び方はTileのアプリで設定出来ます。
声を掛けてから数秒で設定している音声がなり出します。
ただし、注意しないといけないのは探すものの名前がちょっと複雑だとなかなか音声を認識して貰えない点。例えば入館証くらいの複雑さになるとAlexaのほうで認識してくれなくなります。鍵とか財布とかわかりやすい名前をつける必要があります。
常にアプリが起動されている必要あり
ここまでAmazon EchoとTileの連携はものすごく便利だったのですが、ある日、いつものように
アレクサ、財布を探して
と声を掛けてもアレクサからの応答がなくなってしまいました。気になって色々調べたのですが、原因はTileのアプリがバックグラウンドで立ち上がっていなかったことにあるようです。
うーん、私のように財布を探すためにスマホを探して、いつの間にかそもそも何を探していたかわからなくなるという人にとってはちょっとここは惜しいポイントです。
iPhoneアプリは一回起動すれば、意図的に落とさない限りバックグラウンドにしばらくはいますが、それでも定期的に立ち上げ直してあげる必要はあります。
恐らくAmazon Echo→iPhone→Tileにデータが送信される仕組みなのでしょう。ここは出来ればAmazon EchoとTileが直接できるようになったらもっと便利かもです。
ソフトバンクの方、是非改善をお願い致します。
それでも音声操作は便利
アプリがバックグラウンドで立ち上がっている必要はあるのですが、スマホアプリの補助機能として見れば、様々シュチュエーションでの利用が考えられます。
例えば、
- 寝起きで枕元で鍵を探したい時
- 電気を消し後で探し物をしたい時
- 両手が塞がっていてスマホが使えない時
などです。
音声で物を探すのは、自宅にいる時に限定されることを想定すると、たったこれだけのことでも結構便利な機能です。
今後、Amazon Echo自体の機能も向上して行くのは間違いないのでそれに合わせて確実に音声操作も便利な用途が増えそうです。
今日のアクション
落し物トラッカーは私のような人間には必須のアイテムです。これからのさらなる進化を期待しています。