【2021年版】Kindleで読めるおすすめロングセラー書籍

読書家の間では、本を読むならベストセラーを読むよりロングセラーのほうが面白いと言われます。これは一時的なブームでヒットした本よりも長い期間の評価に耐えて売れている本のほうが一般的に内容が充実している可能性が高いからです。

ロングセラーの本は都心の大型の書店でなければおいていない場合も多いのですが、Kindleはロングセラーの本も数多くラインナップがあり、手軽に購入することが出来ます。

今回は私がおすすめするロングセラー書籍を紹介します。

【2021年版】Kindleで読めるおすすめロングセラー書籍

夜と霧 新版

ユダヤ人としてアウシュヴィッツに囚われ、奇跡的に生還した著者がその時の体験を元に書いた本です。ただし、この著者フランクルは、心理学者でもあり、体験であると同時に心理学者の視点での分析も含まれる稀有な内容となっています。

残酷な描写も含まれますが、本書を読むと人間は、死ととなり合わせの過酷な状況下においても最後まで人間としての尊厳を失わない人が多くいることに気付かされ、それは生きる上での勇気につながっていくと私は感じました。

種の起源(上)(下)

かの有名な進化論をチャールズ・ダーウィンが発表したのが、本書です。

発表されたのは、1859年で今から約160年前の本になります。ダーウィンは、22歳の時にイギリス海軍の測量船ビーグル号で南米各地を周り、ガラパゴス諸島へ上陸。この時に遭遇した様々生き物を観察することが、後の進化論につながっていきます。

人は神が生み出したというキリスト教的な価値観が支配する時代、遺伝という考え方やDNAも発見されていない時代に、野生動物の観察から進化論を導いたダーウィンの慧眼は凄まじいものがあります。

フェルマーの最終定理

数学の世界で300年の間解かれることのなかったフェルマーの最終定理。その定理が証明されるまでの歴史を群像劇の如く、描いているのが本書です。300年の長きに渡り、その時代ごとの天才と言われる人たちが少しずつ積み上げていき、最終的にアメリカの数学者アンドリュー・ワイルズによって証明されました。

数学を知らない人でも、300年に及ぶ天才達の時代をまたいだ壮大な群像劇として読むことが出来ます。

知的生産の技術

情報を整理して活用する、いわゆるライフハックといわれる分野の原典とも言えるのが本書です。1969年に発刊された本ですが、コンピュータが一般家庭の普及する以前の時代、情報カードやファイリングの手法によっていかに情報を整理し、活用するかについてまとめられています。

内容は情報カードやファイルなどを本書でも紹介しているEvernoteなどのクラウドサービスに置き換えることで、十分応用可能な内容となっており、氾濫する情報に溺れがちな現代人にとって必読の内容となっています。

サピエンス全史(上下巻合本)

人類はどこから来て、どこへ向かうのか、この普遍の問題に挑んだのが本書です。

本書を読むと気がつくのは、我々人類を共同体たらしめているものは、国家でも宗教でも、貨幣でもすべては実態の無い頭の中にある虚構であるということです。ですが、その虚構があったからこそ、かって地球上に6種いたとされる異なるヒトの中で、唯一生き残り繁栄することが出来たのです。

とてもボリュームのある本ですが、Kindleでは上下巻の合本が発売されていて、一冊で読むことが出来ます。

影響力の正体(紙の書籍では「影響力の武器」)

現代は、インフルエンサー全盛の時代であり、その影響力は計り知れません。では、影響力とは一体何なのか。それについて様々な実験結果に基づいて解説しているのが本書です。

「恩義」、「整合性」、「社会な的証明」、「好意」、「権威」、「希少性」の心理的観点からなぜ人は影響されてしまうのかが述べられています。悪用すれば、人を騙すことも出来てしまうかもしれないので、本書で得た知識は取り扱い注意です。

予想通りに不合理

近年、ノーベル経済学賞を行動経済学出身の研究者が受賞することが増えています。行動経済学とは、経済学と認知心理学の境界領域の学問分野のこと。ざっくり言うと、経済学のモデルに、人間がやりがちな「わかったちゃいるけどやめられない」という心理を組み込んだの経済行動を研究しています。

そんな行動経済学ブームを引き起こしたのが、本書です。人間の選択とは、自覚している以上に周囲の条件に左右され、誘導されやすいものだということがわかります。

今日のアクション

まだまだ紹介したい本があったのですが、厳選して選んでみました。こうして見るとKindleって読書好きの気持ちをわかってる気がします。街の書店にも頑張ってほしいです。

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