えー 気付くともう6月も半ばでして。2020年も半分が終わります。今年はなんかコロナ一色で、何もしていない気がしますが。。。
それでも、本はいろいろ読んできたので、2020年前半に読んでこれは良かったという本を紹介することにします。
2020年上半期読んで良かった本を紹介するよ
NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版
私が最近注目しているコミュニケーションメソッドNVC(非暴力コミュニケーション)に関する本です。コーチングなどのメソッドに比べ、話をしている双方に上下関係が出来にくいようになっているのが良いと感じるポイントです。
気になる方はこちらに詳しい紹介があります。
コンテナ物語
世界のサプライチェーンがどうして今の形になったのかがわかる本です。
ただ箱に入れて運んでるだけと思われているコンテナ輸送の仕組みは、世界の物流の仕組みを根底から変える破壊的イノベーションだったことが分かる一冊。そして、既得権益を守ろうとする側と新しい仕組みを導入する側の対立というどの世界でもあるドラマが書かれています。
55歳の自己改革
我らがソフトバンクホークスの現監督、工藤公康さんの著書です。現役のころから頭脳はプレイの人だとは感じていましたが、本を読むとその野球への探究心に驚かされます。野球の技術だけでなく、身体の作り方、トレーニング方法についても大学院にまで入り直して学ばれていることに驚きました。
また、監督としてのチーム作りの難しさ、葛藤も語っており、マネジメントをするビジネスパーソンにも参考になる本です。
人生を変えるサウナ術
当ブログでは、ちょくちょく書いておりますが私、昨年よりサウナにハマっております。そして、本書はそんなサウナに関する歴史や背景知識、さらにはビジネスに有効に活かすノウハウが書かれています。
サウナ好きなら間違いなくニマニマしながら読むことができるはずですが、そうで無い方にもサウナの魅力に触れる入り口としておすすめです。
13歳からのアート思考
「アートとは、自分なりの視点を持つことである」。
現代美術はカメラの誕生によって、絵を描くことの意味を模索する中で生まれたいう前提のもと、誰もが知る有名作品の背景を解説してくれます。技術革新によって存在意義なくなるところは、現代のビジネスパーソンに通じる点があり、学べる点が多いです。
13歳からのアート思考〜これからのビジネスにアートが必要な理由 | モンハコ
新型コロナウイルスの真実
クルーズ船の一件で一躍注目を浴びた感染症の研究者岩田健太郎さんの著書です。コロナウィルスの対策について、テレビやネットの情報はどうしても断片的で、全体像が見えてきません。
その意味で専門家がきちんと書いた本をいうのは、書かれた段階で何がわかっていて何が分かってないのか、どの対策は有効で、どの対策は効果がないのかということがきちんと体系的に書かれているため、一読の価値がありました。
ティール組織
組織のメンバー一人一人が裁量をもって自主的に動く進化型組織とはどういうものか。
こちらの本は1度読んでいたのですが、このコロナ禍の中再読をしました。というのも、リモートワークが急速に普及する中、人と組織のあり方についてもう一度学んでみる必要性を感じたからです。
もともと、良い本であることは間違いなかったのですが、リモートワークを進める中でより自分にとっても身近な問題として、読み進めることが出来ました。
今日のアクション
2020年の上半期は、読書にあてていた移動時間が減ったため読書量の減ってしました。
一方で新型コロナによって今まであまり考えないようなことも真剣に考えたため、過去に読んだ本を再読した時に見方が大きく変わったことに気付かされました。読書というのは自分の精神状態を写す鏡でもあるのは間違いないと感じています。
今回紹介した本は全てKindleで読むこと出来ます。Kindleの活用法は拙著をお読み頂けると嬉しいです。