最近書評が書けない理由

当ブログは2012年1月にスタート。今年でなんと8年目に突入しています。開設当時のメインコンテンツは書評というか本の感想でした。きっかけは私が愛読しているわかったブログさんのメインコンテンツが書評だったから。わかったブログの運営社かん吉さんからは多大な影響を受けました。

そんなわかったブログさんが最近気になる記事をアップ。

最近、読書量が減った理由

実は最近本を読むペースが落ちていると同時に、以前はメインコンテンツで書いていた書評が書けないのが悩みの種でした。自分が感じている原因を書いてみます。

本に対する既視感

かん吉さんがブログ記事の中で言われているように、多くのビジネス書を読んで感動しない理由は既視感です。ある程度ビジネス書を読んで多読していれば、どうしても類書と多くぶつかってしまいます。

どこかで読んだ感がある本に対して、書評を書きたいという気持ちが起きません。やはり書評を書けるのは、今まで知らなかった新しい視点を知ることが出来た時なのです。

日本の出版の世界では、一冊本がヒットするとどうしても二匹目のどじょうを狙って類書がたくさん販売されます。このため、どの本を読んでもなんか以前読んだことあると感じる状態になってしまうのです。

海外の本が面白い理由

実は私もかん吉さんと同じく最近読む本は海外の本の翻訳書の割合が高くなっています。かん吉さんは最近は翻訳書も読んでいないとのことですが、私は翻訳書はまだまだ読みたい本がたくさんあります。

海外から翻訳されて日本に入ってくる本というのは、翻訳する時間と人件費をかけても売れると出版社が見込んだ本なので、この段階でかなりのフィルタリングがされています。

だからこそ、読んでいておぉと感じさせられる本が多いです。今年に入ってもファクトフルネスなど、読み応えのある本を何冊も読みました。

翻訳書の感想を書くには力量が必要

ただですね、翻訳書の感想をブログ記事にまとめるには、かなりの時間と力量がいるのです。翻訳書は一冊が分厚いものが多く、しかも翻訳書独特の言い回しも多く、理解するのに時間がかかります。

日本のビジネス書なら一ヶ月に10冊から20冊くらい読めていたのに、翻訳書ともなるとものによっては一冊に2週間くらいかかってしまう時があります。

1度読んだだけでは、完全理解出来ていないことも多く、この膨大な情報量の中からわずが数千文字のブログ記事に、自分が納得出来るレベルで公開するにはまだまだ私の力量が足りません。

結果、最近は書評が減ってしまったのです。

それなら書かなければいいのではと言いたいところですが、それもなんか悔しい。翻訳書の中には素晴らしい本もたくさんあるので、ぜひブログ記事にしてみたいという気持ちはあるのです。

このために、もっと文章力を磨いて行こうと新たに決意しているところです。

今日のアクション

一応、誤解のないように書いておくと、日本のビジネス書にも面白い本はまだまだ沢山あります。こちらももっと探していこうと考えています。

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