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音声SNS「Clubhouse」を使った感想。雑談に価値が生まれる

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1月の後半から急速に盛り上がりを見せている音声SNS「Clubhouse」。私の周りでも急激に利用者が増えて来ています。現在アプリを利用出来るのはiPhone(iOS)のみ、しかも招待制をとっていて、招待をもらった人しか参加することが出来ません。

それでも、私も新しいもの好きなので友達に招待をもらって、さっそく利用を開始しました。数日間ですが、使った感想を書いてみます。

ClubhouseってどんなSNS?

冒頭で述べた通りClubhouseは音声SNS。利用者が部屋を作って、その中で気軽におしゃべりが出来るようになっているサービスです。自分で部屋を作ることも出来ますし、人が作った部屋に入って、話を聴いたり会話に参加することも出来ます。

人が作った部屋に入った場合は、部屋のオーナーから発言権をもらわないと会話に参加することが出来ない仕組みになっています。

Zoomなどでも映像をオフにすれば似たようなことは出来ますが、ClubhouseはSNSのため、どういう話題の部屋にどういう人が集まっているかが部屋の外から見ることが出来ます。友達がいる部屋や興味のある話題の部屋を選んで、好きに出入りすることが出来るのです。

また、アーカイブ機能がなく、部屋の中で話したことは書面での同意がない限り外部への持ち出しが禁止になっていること、加えてオフレコで話したことは全体に他で言ってはいけないというルールが規約に謳われており、まさに話しているその瞬間だけを楽しむように設計されています。

この気軽さが、これまでの音声メディアとの最大の違いだと言えるのでしょう。

主な楽しみ方は有名人の話を聴く or 友達と談笑する

そんなClubhouseですが、数日間試して見て、今のところ一般的なユーザーの楽しみ方は主に2つだと感じています。

一つは、有名人や著名人が主宰している部屋に入ってその人の話を聴衆として聴く楽しみ方。これはどちらかというと、これまでのラジオやポッドキャストに近い楽しみ方ですが、今はサービスが黎明期なのもあり、芸能人が主宰している部屋に入って話を聴こうとしたら、思いがけず発言件をもらって直接お話することが出来たというようなこともあるようです。

二つ目は、気心の知れた友人で集まって談笑する使い方。感覚的には、私はタバコは吸わないのですが、友人知人が集まっているタバコ部屋に入る時の感覚に近い気がします。Zoomなどに比べて音声だけのため、部屋を出入りするハードルが低いので、人恋しくなったらフラッとどこかの部屋を訪れることが出来ます。

加えて、個人的におすすめの活用法は自宅で作業をしている際のBGMとして、友達の雑談を流しておく使い方。仕事中で会話に参加することはしなくても、なんとなく人がそこにいる感じがあるとリラックス出来て作業に集中出来る時があるのです。

ステイホームで雑談の価値が上がった

ステイホーム期間が長く続き、気軽に人に会いに行くという機会が減っています。ですが、誰かと他愛もない話をすることが、精神衛生上大事だと言うことに多くの人が気がついて来ています。

そのような状況下において、このような気軽に雑談が楽しめるサービスは、出るべくして世に出てきたとも言えるのかもしれません。

一点気になるのは3月からClubhouseのなんらかの形でに有料化が予告されていることです。サービスを続けるためには、有料化は避けて通れないのでいいでのすが、課金の仕方を間違えてしまうと、一気にユーザーがいなくなったり、また、このサービスで一儲けすることだけが目的に人だらけになってしまい、サービス自体が荒れてしまいます。

SNSをビジネスのツールとして使うのは間違ってないのですが、そういう人ばかりだとSNSとして楽しくないのです。

今日のアクション

音声メディアって、割と以前からあるのですが、最近ブームです。私はそもそもラジオが好きなので嬉しい限りです。

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この記事を書いた人

累計16000部突破の電子書籍「《増補改訂版2020》本好きのためのAmazon Kindle 読書術: 電子書籍の特性を活かして可処分時間を増やそう!」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。「コミュニケーションの力で新しい価値を生まれる場を作る」をミッションに「モンハコ〜問題の8割はコミュニケーション」を運営中。