複業時代におすすめ!マンガでわかる管理会計

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管理会計という言葉を聞いたことがあるでしょうか。私はこの言葉を聞いたのは社会人になってから。お仕事で会計のシステムの関わっていた時期があり、その時に勉強しました。基本的な考え方を知っているとその会社が儲かっているかどうかがわかるのはもちろん、自分の生活費に置き換えて考えることで、無駄使いを抑えることにも応用できます。

マンガでわかる管理会計 はじめてでもわかる儲けのからくり

これからの時代は複業をされる方も多いはずなので、ビジネスパーソンの必須スキルとも言えます。こちらの本は税理士の原尚美先生より献本いただきました。

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管理会計って何?

管理会計は、会社などの収支管理に利用する計算方法。よく貸借対照表や損益計算書などを出すために使われる財務会計と混同されがちですが、いわゆる財務会計というのは、決算書を作る段階での会社の状況を表現するものなのに対し、管理会計はこれから見込まれる利益や損失も見通して計算するものです。

よくビジネスの世界では、機会損失とか、固定費、変動費なんて言葉をなんとなく使っている場合も多いのですが、これらは全て管理会計から来ている用語です。

管理会計の考え方は実は日常生活でもよく使われていて、例えば家賃は固定費だから出来るだけ安く抑えたいとか、食べ放題でこれだけ食べれば元がとれるはず(損益分岐点)など、家計簿をつけるときなどに何気なく意識していることだったりします。

キャッシュフロー経営で成長したAmazon

私は、会計の専門家なので理解が間違っているかもしれませんが、この管理会計の考え方を最大限に活かして、成長した企業がAmazonだと考えています。

Amazonの経営はキャッシュフロー経営と言われています。会計の世界では、取引が発生した時点で売り上げと費用を計上しますが、入金は何ヶ月後ということがよくあります。このため、実際の現金がいくら出ていくらは入ったのかを管理会計の世界ではキャッシュフローと呼びます。

Amazonは、新しい事業を始める時、その事業が赤字であっても徹底的に投資を行い、お金を借りるということを繰り返しています。売り上げの規模はどんどん伸びているため、銀行は投資に対してお金を貸してくれるのです。そして、他者の追随が出来ないほどに事業が成長したら利益を出すようにシフトしていきます。

AmazonプライムなどAmazonのサービスが金額に対して異様に充実していると感じたことがある人は多いはずですが、これはAmazonが徹底したキャッシュフロー経営をしている影響でもあります。

複業時代の必携本

近年は、政府からも複業容認の流れが生まれています。どのような働き方をするにつれ、自分の事業の収支は自分で管理するという考え方が必須になります。

これまで日本人で会社勤めの方の場合、経理の仕事をするか、管理職にならない限り管理会計を学ぶ機会はありませんでした(職種にもよるかもしれませんが)。また、ビジネスの基礎知識として簿記などを学ぶにしても、簿記3級程度、つまり財務諸表を読めるくらいの方が多いと感じています。

ですが、管理会計は簿記2級レベルでかなり内容が難解です。本書はマンガでストーリー仕立てで管理会計が学べるようになっているため、導入として最適だと感じました。

これまで管理会計に縁の無かったビジネスパーソンにはおすすめの本と言えるでしょう。

今日のアクション

私は、社会人になりたてのころに簿記の勉強をしていた時期があります。簿記2級と3級の試験を受けましたが、電卓を使うのが遅くて時間ないに終わらず、落ちてしまいました。でも勉強して損はなかったので、是非本書を読んでみて欲しいです。

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