【作例あり】Panasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S.を購入したのでレビュー。

ついに買ってしまいました。「Panasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S.」。以前から気になっていたパナライカの望遠レンズ。かなりお値段のするものなので一ヶ月くらい迷いました。ちなみに中古です。

今回は購入した経緯や作例などを見ながらレビューして行くことにします。

Panasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S.ってどんなレンズ

今回は購入したレンズは、Panasonicが出しているLEICAのブランドを冠した高級レンズ。その中でも、50mm-200mmで、35mm換算だと100mm-400mmになるかなり超望遠が可能なレンズです。通常望遠レンズとなると、F値4.0-6.3とかで暗いなりがち。ですが、このレンズはすべての望遠距離でF値2.8-4.0という明るさを実現しています。

そしてなんと言ってもこれだけの超望遠なのに軽い。重さ655gとマイクロフォーサーズのレンズの中では重い方ではあるのですが、それでも十分に手持ちできる重さです。

望遠レンズを購入した理由

実は、以前から友達に譲ってもらったPanasonicの45mm-200mmの望遠ズームレンズを使っていました。

望遠レンズは一本もっているととても便利で、遠くの景色をクローズアップして撮影できるのはもちろん、スナップ撮影なのでも、何気ない人の表情を瞬時にアップして捉えることが出来ます。個人的に1度その便利さを知ってしまうと手放せない感覚があります。

そして、最近ブログで何度も書いているようにカメラの勉強を本格的にする上で、もっと写りの良い望遠レンズが欲しいという欲求が沸々と湧いてきました。

私は、メインのレンズとしてパナライカの25mm単焦点レンズを使っていますが、近距離の撮影は、25mmの単焦点で足を使って撮影、そして、遠くのものは、この望遠レンズを使うことで手元から遠景までを撮影出来ます。

作例紹介

以前参加させて頂いた天狼院書店さんのフォト部のイベントで、このレンズを使って撮影をしました。その時、撮影したものをご紹介。

まずは野良猫。猫大好き人間ですが、野良猫は近づくと警戒して逃げてしまうので、望遠を使って写真を撮ります。これならば、くつろいでいる猫の写真が撮れます。

via 天狼院フォト部

そして、なんと奇跡的なタイミングで着陸しようとしているドクラーヘリを撮影することが出来ました。この距離で寄れるのも、400mmという焦点距離があるからです。以前、使っていたパナソニックのレンズは、動くものにめっぽう弱かったのですが、このレンズはしっかり撮影出来ます。

via 天狼院フォト部

ここからはモデルさんを撮影したポートレート撮影会での写真。望遠ズームといっても、ワイド端は50mmのため、ポートレートには最適な距離になります。適度にズームを効かせることでいいバランスで顔をアップ出来ます。

via 天狼院フォト部

こちらは女性モデルを撮影した写真。背景の明かりが良い感じにボケてアクセントになっています。

via 天狼院フォト部

こちらは別の日にとったポートレイト。横だけでなく、縦のレイアウトの写真にも挑戦してみました。

via 天狼院フォト部

最後も別に撮影した男性モデルの方。背景を活かした撮影をしたつもりなのですが、いかがでしょうか。

via 天狼院フォト部

望遠レンズを使う上での注意点

私は写真について素人で、ポートレートの撮影は単焦点でみたいな記事をよく見ていたので、望遠ズームでポートレートを撮影するってどうですかねとプロカメラマンの方に伺ったのですが、全然ありとのことでした。

ただ、望遠ズームで撮影する場合は、望遠に依存してしまい、自分が動かないままモデルさんの撮影をずっとしてしまう人もいるとのこと。こうなると、モデルさんに不信感を抱かれて、コミュニケーションが成立しづらくなるそうです。

これは確かにあり得る話なので、私は25mmの単焦点を使って自分の足で撮影するのを基本としつつ、必要に応じて望遠ズームを使用するスタイルで頑張ることにします。

今日のアクション

清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入した望遠レンズですが、今のところ大変気に入りました。どちらかというと写真の腕がレンズに追いついていない感じ。これからも精進して良い写真を撮れるようになります。