携帯キャリアをpovoに変更。eSIMで契約したけど再発行は電話なのでおすすめはしない

この4月からdocomo,au,SoftBankの主要携帯3キャリアがそれぞれ格安の携帯プランを打ち出しました。私もどこがいいかを比較検討していたのですが、最終的にauが提供するpovoに決定。決め手はQRコードでsimの登録が出来るeSimがいち早く採用されていたから。いちいち自宅にSimカード送ってもらうの面倒なので。

ただ、このpovoのeSimいろいろと問題があるようで、やはりきちんとSIMカードを郵送してもらうほうがいいかもしれません。

eSIMとは

eSIMとは、スマートフォンにあらかじめ組み込まれたSIMを使うことで、通信ができる仕組みのこと。これまでのように端末にSIMカードを抜き差しする必要がなく、回線契約して設定すればすぐに通信ができるようになります。

物理的に新しいSIMカードを郵送してもらう必要がないので、契約してすぐに使えるようになるのが魅力です。いまどき、いちいちSIMカードを自宅に送ってもらうのも面倒だなと感じていたものぐさな私にはこういう仕組みはありがたいです。

この4月から新しい格安プランを導入した主要3キャリアのうち、2021年5月現在eSIMに対応しているはauのpovoとSoftBankのLINEMOのみ。ahamoは未対応です。私は最初ahamoへの乗り換えを考えたいましたが、eSIMが使えるならということでpovoに切り替えることにしました。

povoのeSIMは再発行に電話が必要

さて、この便利なeSIM。通常は携帯キャリアと契約すると、プロファイルをダウンロードするQRコードを読み込むことで利用できるようになります。このQRコードは、1度読み込むと2回目は開くことの出来ない仕様になっています。

もし、なんらかの理由でもう一度読み込む必要がある場合は、eSIMの再発行手続きをする必要があり、簡単にいうと物理SIMカードの再発行に当たる手続きが必要になります。

私、今回QRコードを読み込んでeSIMのプロファイルをダウンロードする際に、なぜかダウンロードに失敗したらしく1度うまくいきませんでした。しまったと気付いたときには時遅く。仕方なく再発行に手続きをしようとしたしました。

とりあえず、povoのチャットボットにeSIMの再発行がしたいと投げてみました。

するとまさかの電話して下さいとのこと。。。

私は楽天モバイルのeSIMも使っていますが、こちらはネットからの手続きだけで登録出来るので、ちょっとこれは想定外でした。しかもプロファイルのダウンロードに失敗していて、携帯が使えない状態になっています。

万事休すという感じだったのですが、一応番号が無料のフリーダイヤルだったので、自宅の近くにある公衆電話からかけたところ、無事に繋がりました。事情を伝えて再発行してくれることになったのですが、これが再発行の案内メールが届くまで2時間程度かかるとのこと。

ネットだけで完結するスマートなサービスにはずがやってることが昔ながら過ぎて目がくらみそうになりました。

機種変更の度に電話が必要

今回、たまたま初回のダウンロードで失敗したのですが、eSIMの場合、スマホの機種変更をする度にeSIMの再発行が必要になります。人によっては年に1回くらい機種変更をする人もいるかもしれませんが、その度に電話して、2時間待ちは正直キツいです。

これなら物理SIMを自宅に郵送してもらうほうがずっといいです。これから契約する人がいたらeSIMでの契約はやめておいてほうがいいとアドバイスします。楽天モバイルやみおふぉんは全てネットで完結しているので使い易くて良かったのですが。

なんというか、デジタル化を推進するといいながら、全然進展していない日本社会の縮図のみたようでかなりげんなりしました。とりあえず、近いうちにまたpovoから他のところに乗り換えるかもしれません。

今日のアクション

いうわけでとりあえずいろいろありつつもpovoと契約しました。回線速度自体は早くて快適です。パケットも20GBまで使えるので、私にとってはほぼ使い放題と同じ。これでeSIMの手続きがネットで完結すれば完璧なのですが。。。