今更なのですが、今手元にOculus Quest2があります。
以前からVRデバイスには興味があったのですが、いろいろ話を聴く限り実用レベルには到達していなそうだったので購入していませんでした。ただ、使って見たいのは確か。そこで、今回は購入ではなくレンタルで使って見ることにしました。
特に気になっていたのがVRでKindle本を読むとどうなるのかということ。というわけでさっそく試してみました。
スポンサーリンクOculus QuestでKindleマンガを読む方法
まず、大前提なのですが、Oculus Quest2には、専用のアプリストアがあります。そこにはNetflixやYouTubeのような映像配信アプリを始め、ゲームなど様々なアプリが販売されています。
ですが、その中にKindleのアプリは今のところ存在していません。なので、例えばスマートフォンにようにアプリを使ってKindle本を読むことは出来ません。
ただし、KindleにはKindle Cloud Readerというブラウザ経由でコミックなどの一部の本を読む機能があります。残念なことに活字のKindle本は読めませんが、今回は、このQculus Quest2にWebブラウザFirefox Realityをインストールして、そこからKindleマンガを読んでみました。

AmazonのKindleマンガにアクセス
Qulus Quest2でFirefoxを起動したら、Amazonに自分のアカウントでログインし、Kindleマンガのページにアクセスすると、購入済みの本の下に「今すぐ読む」とボタンがあります。
ちなみにVRでKindeマンガのページを見つけるは結構大変なので、検索エンジで直接「Kindleマンガ」と検索して、直接ページを開くほうが簡単でした。

さっそく開くとこんな感じに。

普通にページもめくれます。

こちらの岡野純さんのマンガ「時間クエスト」は見開きではマンガを読めないようになっているので、今度は見開きで読めるマンガも読んでみます。

見開きで描かれているページはかなりの迫力です。
まだまだ実用性は低い。だが可能性は凄い
実際、VRで新刊のマンガを一冊まるまる読んでみました。感想としては、まだまだ実用に耐えるレベルではありませんでした。Kindle Cloud ReaderはWebブラウザ越しにKindle本を読む機能のため、レスポンスも安定しませんでした。
また、Kindle Cloud Readerはマンガしか読めないため、活字の本を読んだかどんな感覚になるかもわかりません。
ただ、VRの大きな視界でマンガを読む迫力は間違い無くあり、今後VR向けのネイティブアプリが開発され、現実の世界のiPadで本を読むようにページをスワイプすような感覚で読んでいけたら、それは凄いことになると感じました。
何年か前にAmazonがVR関連のエンジニアを大量に募集していたという情報が流れたこともあり、これはかなりの高確率でKindleのVR版は登場するのではないかと予想しています。
今日のアクション
今回初めてVRを使って見たのですが、結構楽しくなってきました。次のモデルが出るタイミングくらいで買うのもありかもと考え始めました。
累計16000部突破の電子書籍「《増補改訂版2020》本好きのためのAmazon Kindle 読書術: 電子書籍の特性を活かして可処分時間を増やそう!」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。「コミュニケーションの力で新しい価値を生まれる場を作る」をミッションに「モンハコ〜問題の8割はコミュニケーション」を運営中。