電子書籍を紙にしたら新たな喜びを発見した!

2017年の終わりに拙著「《新版2017》本好きのためのAmazon Kindle 読書術」がPOD版、すなわち紙の書籍になって発売されました。

私自身は、読書の7〜8割くらいは電子書籍でしている人で、おそらく一般的な読書家の人と比べると紙の書籍に対するこだわりは低いのではないかと考えています。もちろん紙の書籍は好きですが、電子書籍の利便性が私の中では上回っています。

だから紙の本が出るということにそこまでのこだわりはありませんでした。ですが、自分の本を紙にしてみて少し心境の変化が生まれてきました。

今回は本を出している金風舎さんのご厚意で献本用の本を用意して頂いたており、お世話になっている方で特に拙著がお役に立ちそうな方には本を献本させて頂いています。

また、いつもお世話になっているKitchenBeeさんが応援キャンペーンを張ってキッチンのお客様に書籍のプレゼントまでして頂きました。

本を手にとって頂いた方の様子がSNSでアップされて自分のタイムラインに表示されて来たり、イベント等で目の前で本を手にとって頂いた姿を目の当たりにしてなんとも言えない嬉しい気持ちになりました。

自分が書いた本を手にとってくれている人がいるという実感。

もちろん、電子書籍でも本を読んでますと言われたことがありますし、中にはわざわざ Kindle端末の中身を見せて読んでいると行ったくれた方もいます(本当にありがとうございます)。

だた、こうやって紙の本を手にとってくれている方を見るとそれとは似て非なる気持ちが沸いてくるのです。

特に、自分の本を読んで欲しい人に直接、日頃の感謝の気持ちを込めつつお渡しできるというのは、電子書籍では味わえない感覚でした。

さらに、人生で初めて自分の書籍にサインを求められる機会もあり、「えっ 私なんかのサインが必要ですか」と恐縮してしまった次第です(慣れてなくてうまくかけなくてすいません)。

紙の本だから成立するコミュニケーションもあるのだなと気づき、自分の電子書籍を紙にして良かったと改めて感じています。

今週の気になっている本

マイクロソフトの新しいCEOサティア・ナデラ さんがこれからのマイクロソフトについて書かれている本です。

昔と比べIT業界での陰が薄くなっている感は否めないマイクロソフトですが、個人的には今のほうが面白いこといろいろやっているなという印象を受けています。これからのマイクロソフトがどこへ向かうのかに興味があって手にとりました。

今日のアクション

拙著のPOD版を手にとって頂いた皆さん、誠にありがとうございます。今後とも引き続きよろしくお願い致します。