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強みが分からないのは弱みを克服しようとしすぎているから

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自分の強みがよく分からない。多分こういう悩みをもっている人多いのではないでしょうか。私もそうです。ただ最近なんとなく感じているのですが、それは強みがわからないのではなくて、弱みを潰すことにエネルギーを使い過ぎているからではないかと感じています。

私は近しい人から割と幅広くいろんなことをこなせる人だと見られることが多いです。まぁ 実際自分でも器用貧乏だなと感じています。

ですが、本質的には私は何をさせてもうまくこなせない要領の悪い人間でして。子供のころは、手先は不器用、スポーツは走って後ろからに二番目くらい、勉強も平均以下でした。

そういう子供だったが故に、こんな駄目な自分はもっと頑張らないという意識も強くなり、最初は出来なくて当たりまえ、人より量をこなして出来るようにならないといけないという意識がありました。

結果、何でも出来るようになってわけではありませんが、その意識は功を奏して受験直前に成績が一気に上がったとか、部活で試合にでることが出来た見たいなことを経験しました。

なので今でも私の中では苦手意識を感じたものほど、がっつり向き合って克服しなければならないといった意識が強くあります。その分なんでもかんでも自分でこなしてしまおうとしたり、出来ないという割り切りがもの凄く下手です。

これって、私くらいの年齢になってくるといろいろと弊害が出てきます。

いい加減、これは自分に向いている向いていないはなんとなくわかっているので、自分の得意なことにリソースを集中したほうがいいのは当たり前な話です。

ですが、うまくこなせないことに対して心のどこかで、頑張らないといけない。まだまだこなせるという意識が出てきて、結局嫌だ嫌だと感じながらもがっつりと向き合ってしまっうことが多いのです。そしてそんな頑張っている自分にどこか満足してしまう。

苦手でもそれを克服しようと無駄な努力を続けてしまうのって、ちょっと依存性があるかもって感じています。やらないと不安になってしまうのです。

自分の強みがよく分からないという場合は結局苦手を克服することに目が行きすぎて、弱みを諦めていないのです。まずは先に弱みを諦めることから始めたほうがいいのかもしれません。

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今週の気になっている本

ここのところ、ウェルスダイナミクス関連のイベントに立て続けに参加しまして、こちらの本を読み返しております。ウェルスダイナミクスの基本的な考え方は、人それぞれに得手不得手があり、一人では何もできないということを教えてくれます。

そう、分かっているんです。分かっているのですが、どうしても後ろめたさを感じてしまう。自分でやらなければといけないという完璧主義を捨てるためにも本を読んでいるところです。

今日のアクション

世間では、「好きを仕事に」「自由に生きる」というフレーズをよく耳にする訳ですが、私のようなタイプの人はその前のステップでつまずいてしまいます。多分日本人には多いはずなので、そういう人への処方箋がもっと出回って欲しいです。

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この記事を書いた人

累計16000部突破の電子書籍「《増補改訂版2020》本好きのためのAmazon Kindle 読書術: 電子書籍の特性を活かして可処分時間を増やそう!」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。「コミュニケーションの力で新しい価値を生まれる場を作る」をミッションに「モンハコ〜問題の8割はコミュニケーション」を運営中。