考える時間の確保が一番大事

当ブログでは、毎週土曜日は私の個人的に最近感じたこと、考えたことをツラツラと書くことにしています。

それ以外の日に書いている記事は、情報として約に経つ記事をとか、読んで貰える記事をと考えて書いていることが多いのですが、土曜日の記事に関しては自分のために書いているという割合のほうが高いです。

ブログはじめてかれこれ7年目ですが、週に1度自分の思考を整理するための記事を書いているから続いているという側面があります。

週次コラムでは、その一週間を振り返って、何気ない会話や出来事の中から自分心に引っかかったこと、広げて書いています。そうすると忙しかったときや精神的なストレスが多かった週というのは、なかなか記事が変えずに苦労することになります。

目の前のことをこなすのが精一杯で、モノを考えている余裕などなかった証拠です。

忙しいという字は心を無くすと書きますが、ずっとその状態が続くと、いつの間にかモノを深く考えることをしなくなりそうで怖いです。

世の中では、「働き方改革」が盛んに叫ばれていて生産性を上げようという話題で持ちきりですが、なぜ今そのようなことが言われているかというと、我々、特に社会人はモノごとを考える時間がなさ過ぎるという問題があるのではないかと感じています。

日本から世界に影響を与えるような製品が生まれにくかったり、若年層の選挙の投票率が低いかったりするのも根本的には多くの人の本音はそんなこと考えている時間も気力もないというのが根底にある気がしています。

一般的に生産性の向上というと、作業を効率化して時短に繋げることばかり考えがちですが、それとワンセットで如何に思考の質を上げていくかがワンセットだと感じています。

ただ、作業効率は時間を計ればある程度見えますが、思考のクオリティを計るのはかなり難しい。

だからこそ、私にとって毎週書いている土曜日の記事は、自分の思考のクオリティのバロメーターになっていると言えるのです。

今週の気なった本

ヨッセンスを主催されているヨスさんの書籍です。ヨスさんが普段実践されているパスコン作業の効率化のノウハウが余すことなく書かれています。

私のように何をするにもパソコンが手放せない人間にとっては、PC操作の負担は作業の生産性、さらには思考のクオリティにも直結します。PC作業のストレスを少しでも減らしたい方におすすめです。