コミュニケーションは自分を好きでないとうまくいかない

当ブログは「モンハコ〜問題の8割はコミュニケーション」というタイトルでして、さぞや中の人はコミュニケーション能力があるのだろうと見られるのですが、実のところ全くそんなことはなく。

こんなブログのタイトルなので、初対面の人から「コミュニケーションの秘訣」はと聴かれることがあったのですが、万能の解があれば人生苦労していないというのが本音です。

むしろ未だに本当は自分にはコミュニケーション能力がないと自覚しているから、克服する意味でこのタイトルにしているくらいのところが正解です。

といっても私の場合、人としょっちゅう衝突しているとか、友達が少ないとかそういうことはありません。どちらかというとモノごとは和をもって尊しとするほうですし、友達に関しては人より多いほうです。

私が苦手なのはどちらかというと人との距離の取り方。いろんなイベントに顔を出したりしているのですが、未だに初対面の人とどう打ち解けるのは苦手です。またある程度親しくなると、今度はどういう風に距離をとっていいかがわからなくなることがよくあります。

つまり、人と一定以上距離を詰めるのがすごく苦手なのです。

ぶっちゃけたですが、私は本質的に自分のことが好きではないです(あんまり断言したくはないですが)。心の奥底にこんな嫌な私の本質を人にさらけ出してはいけないという気持ちがどこかにあるのかもしれません。自分が好きでないから他人との距離も詰められないというのが本質なのでしょう。

自分の周りを見渡しても自分のことを自分で好きな人と話していると楽しいことが多いです。

だから冒頭で聴かれたコミュニケーションの秘訣があるとすれば自分を好きになることなのかもしれません。

ただ、ピーマンを嫌いな子供にピーマンを好きになってもらうのが難しいように、自分のことを好きになるのも簡単な道のりではないと感じています。

今週の気になっている本

本質的に人との距離の取り方がわからないからこそ、人が困っているときなどは手を差し伸べられるようにして起きたいと考えています。別に手を差し伸べた人から直接お礼を貰うとかそういうことは期待しませんが、結局回り回って自分に返ってくるだろうという広い意味での下心があってのことです。

などと考えていたら、同じようなことをきちんと学術的にまとめて本になっていました。やっぱり私の感覚は正しかったようです。