連続開催のイベントを主宰して感じること

本日は岡野純さんと共催している電書道の第2回でした。

私はブログを運営してもう7年になりますし、それなりにイベントでの登壇経験もあるのですが月一のペースで毎月、内容も続きの企画をやるというのは今回が初めてです。

今、電書道を2回までやって感じるのは、連続もののイベント運営は単発もの企画よりかなり運営のハードルは高いということです。

初回は初めての取り込みということで、参加者の中にはご祝儀のかわりに申し込んだり、イベントの告知をシェアしてくれたりして下さる方もいて、それなりに注目を集める場合が多いです。

ところが二回目になると、やっていて当たり前の状態になり、どうしても周囲の注目度は下がってしまいがち。

また、電書道は第1回の内容がとても好評だったのですが、第1回が好評であればあるほど、連続で参加してくれる方に対してそれを越えるものを提供しなければならないというプレッシャーが伴います。

特に、電書道の第1回は「電書書籍のアイデアを出す」ことに主眼を置いた、いわば発散させる内容が中心だったのに対し、第2回は「電子書籍を書き上げるためのタスク管理」ということで、どうしても内容としては、タスクを洗い出したり、スケジュールを作ったりと収束させる内容のものが中心で比べると地味になりがちでした。

地に足がついた執筆計画を、どう楽しんで作って貰うかが講師側の腕のみせどころだったりします。

今回の電書道は、そのような連続ものの企画ならでは不安やプレッシャーの中、準備を進めていきました。結果としては、第2回は第1回以上に多くの方にご参加頂き、内容にもご満足頂けたと感じております。

まだ、終わったばかりでアンケートを見返していないのですが、やって良かった。今はその安堵の気持ちで一杯です。

新しい挑戦をするときはいつも不安がつきまとうのですが、この達成感があるから続けられるというのが本音なのかもしれません。

今週の気になっている本

お友達で大学教授のぱうぜさんの著書です。表紙の執筆は電書道で共催させて頂いている岡野純さんが描かれています。内容は大学で生部とはどういうことかを主題においており、時jには哲学的な問いかけも含んでいます。

内容が硬派な分、純さんの漫画が清涼剤になっていると言えるでしょう。