世の中がどんどん排他的になっている気がする

ここ数年、有名人の不倫の報道がものすごく増えていて、さらにパッシングの仕方のすごく過激な気がしています。法律を犯した事件とかならある程度理解できる部分もあるのですが、正直そんなプライベートなことをそこまでとりあげて揚げ足をとらなくてもとらなくてもと感じています。

さらに言うと、私はこういう話題の背景には、ちょっと違う問題もあるのではと感じているのです。

例えば、不倫のニュースは有名人のニュースだからパッシングしますが、もし身近で親しい人が道ならぬ恋で悩んでいたらどうだろうと考えると、それなりに真剣に話は聴くし、相談にも乗るのではないか。安易な批判はしない人のほうが多いのではないかと感じています。

この感覚の差はなんのか。

私は社会が以前にも増してどんどん排他的になっていることが原因かもしれないと考えています。

直接、つながっていない人は徹底的にパッシングしてもOKだけれども、近しい人、身内は積極的に守ろうとする。この傾向が以前よりも強くなったから、あれだけ不倫一つで大きなニュースになるではないかと感じているのです。

この身内に甘く、外には厳しいという傾向は、そういうスキャンダルなどの問題だけでなく、例えば大企業の不正や下請けつぶしのような今問題となっているあらゆることに共通している気がします。

人間はどうしても本能的に、この人は敵か味方が、あるいは身内か部外者かで分けてしまいがちです。特に日本人は。

多様な働き方をするとか、個性を認めるとか、LGBTの方への差別の問題を無くそうとか、いろいろ言われいる割には諸問題の根源はかえって酷くなっているのではないかと私は予想しているのです。

私自信も、どちらかというと空気は読めないほうだし、子供のころにいじめや仲間はずれにされて経験もあるので、そういうことにものすごく抵抗があって、もう少し開けた世の中になって欲しいと願っているのです。

今週の気になっている本

そもそも、人間には他人を嫉妬したり、いじめたりする本能があるということを自覚する必要があると学術的似考える機会を与えてくれるのが中野信子さんの本です。平易な言葉でわかりやすく書いてあるので、おすすめです。

Posted from SLPRO Z

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