さくらんぼの収穫をお手伝いにまた山梨へ!農業って大変で偉大という話

今週末は先月に引き続き、また山梨の金丸文化農園に来ています。

先月も来ていたのまた来たのと突っ込みが聞こえそうですが、まあその通りと言えばその通りです。平日を東京で過ごして、週末に山梨に来て富士山を眺めるというライフスタイルも悪くありません。

とは言いつつも、今回来たのは割とはっきりした目的があって、金丸文化農園がさくらんぼの収穫の繁忙期でかなり人手が足りていないようだったので、ちょっとお手伝いさせてもらうためです。

先月、かなりお世話になったのでそのお礼も兼ねてです。

金丸文化農園には、繁忙期になると多くの助っ人が訪れて収穫を手伝っていま。私の友人知人も結構たくさん来ていて、これまで私は来たことなかったのですが、今年から参戦することにしました。

金丸文化農園

しかし、果物を育てるのって大事だなと、お手伝いをしていると分かります。たまに農業で地方移住しませんかなんて募集を見かけたりしますが、とても半端な覚悟では出来ないなと。

さくらんぼの収穫作業一つにしても、脚立に登ってさくらんぼを摘み取るだけでも重労働です。しかも闇雲に収穫すればいいわけではなく、熟し具合を見極めながら食べ頃になったものを摘み取っていきます。正直なところ、素人にはどれが食べ頃かははっきりとわかりません。

どの実を積むか積まないか、来年以降も実がなるようにで気を傷つけないうように気を付けながら収穫していくデリケートな作業でもあります。

こうして考えると、目先のことだけでなく先々のことを考えつつ果実を育てていくというには結果が出るまで時間のかかる気に遠くなる作業だとわかります。

私のようにITで割と効率性や速効性が求められる仕事をしている世界にいる人間からすると割と真逆な要素がある世界だなと感じます。そして、そこに尊さもあるとしみじみと感じているのです。

今週の気になっている本

新しい考えかというのは、古い考え方に新しい上着を着せただけのことがよくあります。

仮想通貨ブームで、お金の新しい時代が来るとか、資本主義は終わるみたいなことをドヤ顔で言っていた人達がいたわけですが、資本主義が限界なんて議論は別に新しくもなんともありません。

今から50年以上も前にそれを主張して世界から注目を集めていた日本人経済学者がいたということで、気になって読んでいます。これからの経済の動きを考えるうえで参考にします。