感情を無視した議論に意味はないし批判にも敬意は込めたい

新型コロナウィルスの対応で非常事態宣言が出てから1週間以上が経過しています。

この間、SNSを中心に新型コロナウィルスに関する様々な意見が飛び交っていて、正直なところずっと見ているとちょっとメンタルをやられそうになります。もちろん、感染症に対する恐怖や、今後の生活に対する不安などもあるのですが、なんとういうかそれらを訴える時に出ているネガティブで攻撃なエネルギーにやられている感じです。

個人的に感じるのはSNSでの議論って、大変の場合建設的な結果に終わらず炎上しておわりになることが多いので、真剣にのめり込まないほうがいいと言うこと。相手の感情を考えない議論というのはあまり良い結果を生まないなと感じています。

コミュニケーションというと、ディベートのような如何に相手の意見を切り返して、自分の意見を通すかみたいなことが大事だと考えていた時期があったのですが、今振り返っても論理だけで相手を丸め込む議論というのは良い結果を生まない気付いて考えを変えました。

今のSNSなどの議論を見ていてもみんな不安なんです。でも、そこを受け入れないまま感情のはけ口をSNSに求めてしまうから余計に炎上してしまうのだと感じています。

私自身、今の政府の対応に納得出来ているかというと疑問は感じる点もありつつも、これまで経験したことのない事態に難しい判断を迫られていることを考えると、ただ感情をぶつけるだけのような批判は意味がないと考えています。

Youtubeでノーベル賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授がX JapanのYoshikiさんと対談していたときに、今の状況は未曾有宇の状況で、誰にも正しい対処方法は分からない。批判をするにしても敬意ある批判を言っていたのですが、まさにその通りだなと。

その上、今に出来ることは何かを真摯に考えていく必要があると感じています。

今週の気になっている本

今回の新型コロナウィルスの影響で自宅にずっといるので、配信ドラマやアニメを見る機会が圧倒的に増えて、Netflixにかなりお世話になっております。随分前から日本でもその存在感を表していた会社ではありますが、一体どんなバックグラウンドをもっているのか全くしらないので、この機会にこちらの本を読んでみようと考えています。