オープンソースもクラウドファンディングも信用と大義を通貨として扱っている

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新型コロナウィルスの対策として接触検知アプリがいろいろな意味で注目を集めています。新型コロナウィルスの接触検知アプリは、「Code for Japan」によって開発されたオープンソースのアプリをベースに作られたもの。

オープンソースということは、有志のエンジニアが無償で開発に参加したものということなのですが、日本ではこの点がなかなか理解されていないと感じています。私個人も、WordPressのオープンソースコミュニテイにいろんな形で関わっているので感じるのです。

個人的に、今世間に割と認知をされているもので、割とオープンソースと正確が近いのはクラウドファンディングかな感じています。

クラウドファンディングで資金を集めるには、資金を募っている人への信頼、そしてその用途に多くの人が共感できる大義が必要です。お金を出す側は、あの人が言うならとか、そういう意義のあるプロジェクトならという観点でお金を出すことが多いです。それに付け加えるなら、そのプロジェクトに自分も参加しているという一種のお祭り感などもあるのかもしれません。

これはキングコングの西野さんが革命のファンファーレなどで語っている信用が通貨になるという考え方です。

私は、オープンソースもこれと似たよう構造があるとかんじています。オープンソースのプロジェクトに参加している多くの人達は、対象のテクノロジーやプロダクトに貢献することで世の中に良くなるとという大義の元にボランティアとして参加しています。当然、個人ではなし得ない大きなプロジェクトに参加出来るというある種のお祭り感もあります。

例えば、WordPressで言えばプロダクトとして「Publishingの民主化」といって、誰でも情報発信出来る世の中を作るという大義があります。私もブロガーとして日々その恩恵にあずかっているからコミュニテイの活動に参加している部分があります。

信用と通貨にするという観点では、オープンソースのプロジェクトに関わることで直接的に金銭的な対価が発生することはありませんが、オープンソースのプロダクトに関わることでネット上に実績が信頼という形で蓄積され、いずれはそれは回り回って金銭的な形でも返ってくるのではないかと感じています。

こうやって比較するとクラウドファンディングとオープンソースというのは性質がすごく近いと感じれないでしょうか。

私としては、こういう文化がもっと広まれば、世の中もっと良くなるのではないかと考えているのですが、どうも日本にはこういう文化があまり根付かないところがあります。今回の接触検知アプリの件も、プロダクトの性質がよく理解されておらず、リリース直後の不具合で大きな批判を浴びました。

この当たり、日本人にはもっと慣用になって欲しいし、何よりもオープンソースというものをもっと理解して欲しいと感じるのです。

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