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礼儀正しい日本人と多様性を尊重する社会は両立しない気がする

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よく日本人の国民性を褒める時に、その礼儀の正しさや行列にきちんと列を作って並ぶなんてことが言われます。また、震災など大きな災害の時でも協力しあってパニックにならないことも海外からは賞賛を浴びたりしているようです。

一方で、日本はとても生きにくい国だとも言われていて、人と違うことをすることを徹底的に叩く文化があるし、自分の意見を主張する人を嫌う傾向が強いです。

ただ、そもそもこのよく言われる日本人のこのような良い点、悪い点は深いところでは同じ特性が良い方向に出ているか、悪い方向に出ているかの差でしかない気がするのです。

日本人が礼儀正しいのは、村社会で生きて行くためだし、人と違うことがするのが嫌いだからみんな綺麗に行列に並ぶのではないと感じています。

近年、もっと多様性を認めようと様々な場所で言われているけれど、そう考えると日本人が多様性をうけれ入れられる社会を作るのはかなり困難な道かもしれない。

よくテレビである、海外の人からみたら日本人ってこんなに素晴らしいと賞賛する番組は、裏を返すと日本社会の中での、いじめやマイノリティーの人へ差別をが助長しているかもしれない。

もっと根の深いところで、日本人の国民性とはどのようなものなのかをとらえない限り本当に多様性のある社会にはならないと感じています。

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この記事を書いた人

累計16000部突破の電子書籍「《増補改訂版2020》本好きのためのAmazon Kindle 読書術: 電子書籍の特性を活かして可処分時間を増やそう!」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。「コミュニケーションの力で新しい価値を生まれる場を作る」をミッションに「モンハコ〜問題の8割はコミュニケーション」を運営中。