例年、年が明けると今年の漢字を自分の中で目標を立てるようにしています。そして、それを新年のさい最初の記事でそれを宣言するようにしていました。
ですが、今年その漢字がなんか出てこないのです。平たくいうと、なんとなく新年に対する新しい気持ちというか、明るい気持ちが出てこないのです。
もう少し自分の気持ちを深掘りしようと考えて、今日は今年やることを細かく整理していきました。そうすると今やっていることの延長のものしか出てこず、新しい取り込みみたいなものは一切でて来ませんでした。
なんで、こんな気分だろうかと考えましたが、シンプルに自分が自覚しているよりも世の中の空気感に気分が左右されているからかもと感じています。
私はテレビをみていないですが、それでもネットニュースを開けば、コロナのことばかり。新年早々、緊急事態宣言も出ています。2021年が終わるころ、どんな状況になっているか想像もつきません。
実はこれと似たような気分になったのが、2011年の東日本大震災の後だったなと思い出しています。あのときも世の中が一時的に自粛ムードになりました。ですが、今回はその時に比べて圧倒的に長く、出口も見えません。
世の中の空気に左右されないように生活しようと日頃から意識しているのですが、さすがに今年の状況には精神的にも堪えているようです。
今週の気になっている本
何かと話題の台湾のデジタル担当政務委員(日本で言うとIT担当大臣?)のオードリー・タンさんを取材してまとめられている本。安易な批判はしたくないのだけれど、日本の政治家の方々は、正直何を考えているのか分からない人が多い気がします。
こういう非常事態には、自分の言葉で語ってくれるリーダーが欲しいところです。