老害にならないために話は聴くということを肝に銘じる

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インターネットの上では、ちょくちょく老害というキーワードを聴きます。実際に、現実の世界で表立ってこの言葉を使っている人を見たことはないですが、若い世代が上の世代にそういう風に感じているということは結構あるのだと感じています。

実際、高齢化社会と言われる日本では世代間の格差は大きな問題になりつつあります。我々の世代は、就職氷河期世代と言われています。実際、世代間の分断みたいなものは結構あるんではないかと感じています。

ただ、こういう問題に対して私は少し違う見方もしています。

いわゆる老害って陰で言われている人って、これまでコミュニケーション、特に聴くっていうことを社会として重視してこなかったことのツケを背負ってる人達のような気がしています。

同世代でも、年齢離れていても、人間としてこの違いやバックグラウンドの違いなんて皆んなあるわけで、その中で譲歩出来ない点なんて誰でもあるはずです。

ただ、一旦真摯に相手の話を受け止めるってことは誰にもでも出来るはず。受け入れるかどうかはその先の判断です。ですが、いわゆる老害って揶揄されてる人達は多分この部分がないと感じています。

人間誰しも歳をとるし、経験は増えていくから、どうしても若い人との感覚はズレていくのは当たり前。だからこそ、聴くってスキルが重要なのですが、これに気がつくついてない人が圧倒的に多い気がします。

これは個人的な感覚ではあるのですが、日本人は以心伝心と察する文化みたいなことで、これまでコミュニケーションをショートカットしすぎたのではないかと感じるのです。しかし時代が変わり国内においても、個々のバックグラウンドがかなり多様化してきた結果、それが通じなくなって来ているのかなと。

特に高度成長期ぐらいまで経済的に豊かになることを優先して、個人の都合なんていちいち聴いてられない、文句を言わずに言われた通りにやれみたい風潮のほうが多数派だったんではないかと予想しています。

そして、未だに聴くということを学ぶ機会は多くないと感じています。多くの日本人にとって、聴くということは、論理的に正しいかを判断するということだけに留まっています。ですが、やはり深く相手を理解するにはある程度、傾聴というか共感的コミュニケーションというのは必須だと感じています。

別に世の中の人全員がプロカウンセラーやプロコーチほどのスキルを身につける必要はないのだけれど、今の社会の分断した状況を見ると、誰もが人に気持ちに寄り添える聴き方を知るだけで随分と世の中変わる気がするのです。

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今週の気になっている本

アイデアの発想法みたいなジャンルの本が大好きです。知り合いの方がSNSでおすすめしたのを見て、さっそく購入しました。本書では、とにかく手を動かすことの重要性を語っていて、それがとても共感出来ます。

インターネットで情報がすぐに手に入る時代、アイデアそのものよりもそれを形にする実行力が重要なのです。

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