写真を撮ろうと意識すると世の中の見え方が少し変わってくる

動画全盛の時代ですが、ここのところ写真に対する意識が高まっています。きっかけは案外単純なもので、昔から付き合いのある友人達と出かけた時にミラーレスのカメラで撮影してあげたらもの凄く喜ばれたことで、もう少し腕を上げたいという気持ちになってきました。

まぁ 私そこまで写真を取るテクニックがあるわけではないのですが、それでもブログを続けていると何かと写真に関わるタイミングというのが生まれて来ます。自分は素人といいつつも、いつの間にか、カメラを触っていない人よりは綺麗に写真が撮れるようになっていたのです。

そして、もっと綺麗な写真が取りたいという欲求も沸々と沸いてきました。

そこで気付くことがあるのですが、それは写真を撮ろうと日頃から意識していると、世の中の見え方が少し変わってくると言うこと。

何気なく道を歩いている時でも、この角度から良い写真が撮れそうとか、今良い構図になっているというのが、目に着くようになってくるのです。そして、それは自分の心の動きを深掘りすることに間違いありません。

かって、ブログを始めた時、日々文章を書くことで、まとまりが着かない自分の思考を整理したり、ネタがない時に必死でネタを絞り出すため、自分が心動かされたものを振り返ったりしたりして、なんとかブログの更新を続けていた時期がありますが、それに近いのかもしれません。

写真を撮っていると、同じ風景でも写し方によって印象が全く違うことがよくあります。世の中の出来事では、いかようにも解釈できると謳っている昔読んだ自己啓発書のことを思い出しました。世の中で起こる出来事に対して、自分はどう感じているのか、それとも何も感じていなのか。

ブログ、カメラも自分の感性を磨く重要なツールであることは間違いありません。

今週の気になっている本

写真を撮ったりしながら、生きて行く上では論理的思考だけではダメだなぁと感じています。極論を言うと論理的に導き出される答えは誰がやっても同じになるはず。ですが、我々一人一人が同じ出来事に違う反応をするのは、感性が違うからです。

そして感性を鍛えることが、ビジネスの上でも、生きる上でも重要だと感じてきます。