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選択肢があることと選択することは別物である

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生きる上では選択肢が多いほうが幸せなのは間違いありません。

ですが、選択肢が多ければ、心に余裕も生まれるし、自分の意志を最大限活かすことが出来る。昔はそう考えていました。

しかし、私は選択肢があるという状態があまり得意ではないようです。

割と理由もはっきりしていて、幼少期から成人するくらいのまでの間に,主体的に自分で進む道を選択するという機会があまり無かったからだと感じています。

こう聞くと私が良家の息子で、親がレールを敷いてくれたみたいな印象を持つ方もいるかもしれませんが、私の場合はどちらかというと逆。

自分の家の家庭環境など鑑みると、学校などの進路の選択は、深く考える前に目の前の行ける進路に進むしかない状況が続いていたからです。私学に進むとか、浪人をするということが絶対出来なかったので、自分の適性などを考える余裕がなかったのです。

今自分がとりあえず行けるところに進む、つぶしが利くほうを選択するという生き方が身についてしまいました。周囲からあまりそう見えないかもしれませんが、意外にと自分で主体的に選択するということが苦手になってしまったのです。

大人になれば、もっといろいろな選択肢が選べるはず。私は心のどこかでそう考え得ていました。実際、自分が子供のころに比べるといろいろなことに選択肢が増えて来たのは間違いありません。

ですが、自分に選択肢があるということと、それを実際に選択するということは全く違うことであるというのはその時に気がつきました。何かを選択するということが同時に何かを手放すということでもあるのです。

この手放すというのが私はとにかく苦手なようです。いままで手元にあった複数の選択肢が最終的に無くなってしまうのが怖いのです。いつまでも心の余裕を失いたくないというのが本音なのかもしれません。

そして、今まさに自分の中では、また大きく決断しなかればならないことがある状況であり、気持ちがグルグル回っている状態ではあります。こういう時は静かに心の声が聞こえるのを待つのがいいのかもしれません。

もっと、勢いで進める性格だったらいいなといつも考えてしまうのです。

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この記事を書いた人

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